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上関町議会議員選挙の結果

 2月18日に投開票が行われた上関町議会議員選挙から、1週間が経とうとしていますが、その間いろいろな用事があり、このブログを書く時間が取れない状況でした。

 もう選挙結果は知っておられると思いますが、定数10人に対し11人が立候補という、まさに少数激戦というものでした。原発反対を訴える3人の候補は全員当選を果たしました。

 僕なりの選挙結果の分析をしてみました。原発反対の3人が得た得票数は、499票です。この数字をいう前に、当日の有権者数は2,634、投票者数は2,123、従って投票率は80.60%でした。

 原発反対の3人は、いずれも反対運動の拠点といわれる祝島からの候補者でした。祝島の投票者数は317です。祝島での原発反対・賛成の比率は僕の分析では、85%対15%くらいだと思います。317×85%は約270として、499から270を引くと229です。229の数が祝島以外から出たということになります。

 上関原発の反対運動に関わる中で、祝島以外のところで反対運動に「顔」を出して行っている人を、多くみても20人くらいしか知りません。まして町会議員の選挙ということで、地元の候補者を推すという傾向が強い中で、3人の反対候補者が全員祝島ということですが、祝島以外で229の数が出たということは、祝島以外の有権者の方たちの上関原発反対の思いも「強い」と感じました。

 もちろん3人の候補者は、祝島以外にも選挙カーを走らせ、選挙活動を行った賜物ではあります。

 しかし繰り返しになりますが、祝島以外で「反対」と声も顔も出して頑張っている人が表面上多く見えない中で、この数字は「捨てたものじゃあない」と思いました。

 祝島以外の地域では、原発推進派の締め付けがとても厳しい状況ですから、なおさらでした。考えてみれば福島原発震災を経験し、「原発はいやだ」という声が多いのは当然といえばそうでしょうね。

 落選した原発推進の候補者、4年前の時は214票を得て安定した位置で当選した人ですが、それがこの度は桁を落とした86票という数字でした。この214票引く86票の128票という数字、これは以外な数でした。

 投票率の低下が気になります。前回の選挙は86.03%でしたが、それから約6%下げたことになります。上関原発の建設計画が浮上してから、この度は9回目の町議選挙でしたが、当初は95%を超える数字だったと思っています。高齢化の中で、投票に行くのが困難になったという理由もあるでしょうが、上関原発への関心が、町民の中に薄れているということもあるのでしょうか。その点は、もう少しいろいろな人から話しを聞いてみたいと思います。

 「エネルギー基本計画」の見直しで「新増設無し」にして、上関原発建設計画を白紙撤回させ、4年後の選挙では新たな町づくりに向けて歩みだすものになることを願っています。


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語らないことの罪

 山口県の大きな政治的な課題、一つには岩国の米軍基地のこと、二つ目は上関原発の問題だと思います。

 山口県知事選挙が1月18日告示、2月4日投開票で行われました。当然ですがメディアは、この二つの政治課題について、広島でも大きく報じていました。選挙の結果は、現職の村岡嗣政(むらおか つぐまさ)候補が大差で当選しました。

 この選挙について山口県に住んでいる知人に聞いてみたら、選挙期間中に村岡候補は岩国基地のことも上関原発のことも、街頭演説や選挙公報などでいっさい語らなかったそうです。選挙結果は村岡候補の勝利ですが、出口調査では「上関原発に反対」が7割になっていたそうです。

 村岡候補もメディアからの質問では答えない訳にいかないようでしたが、「国が決めること。国の方針に従う」で通したそうです。県民の関心の強い問題について、あえて戦略的に考えを語らないというのは大きな犯罪ではないでしょうか。沖縄の翁長知事や新潟の米山知事を見習えと叫ぶたくなります。

 その上関原発問題の在る上関町では、議会議員選挙が2月13日告示、18日投開票で始まりました。告示日の昨日、原発反対を訴える二人の候補の合同出発式に行ってきました。本土側の事務所前で第一声の後、船で祝島へ向かいました。祝島は何十年ぶりといわれる大雪で、祝島での第一声はまさに雪の降りしきる、ある意味とても目出度い中で行われました。

 それから再び本土側に戻り、選挙カーに乗っていました。各候補の選挙ポスターを写真に撮りましたが、原発反対を前面に打ち出している二人の候補以外は、まさに原発の「げ」の字も書いていません。地元の人に訊ねてみると、前回の4年前の選挙の時から、そうなっているそうです。4年前といえば2014年、「3・11」の後です。

 ちなみに選挙ポスターの文字は、次のようなものです。
・皆様の声を町政に!
・女性の立場からきめ細やかな町づくりを!
・あなたの声、私が届けます。
・みなさんと共に町を元気に!
・〝絆〟みんなでつくる町づくり
・みんなと共に
・あなたの声を大切に
 この文字の候補は基本的に原発賛成の人たちです。この度の選挙では新人の候補もいるので、これらの候補がすべてそうだとは言えませんが、僕の知るこれまでの候補者は、「原電誘致で町づくりを!」といったものが多かったように思います。

 本音を隠して、選挙に勝つために「差しさわりのない」ポスターの文章はまさに語らないことの罪ではないでしょうか。

 原発反対を前面に打ち出している候補の二人の文は、こんな内容です。
・町民が主役の町づくりを 原発に頼らない新たな宝探しを
・もっと明るくもっと元気な町へ 原発のない安心できる暮らし豊かな自然 を活かした町づくり

 まあー世間の流れが「原発いらん」になっているのですから、ポスターに書きたくない気持ちも分かります。そうであるなら、小泉純一郎さんのように「これまで原発に賛成していたのは間違いでした。反省しています」でも書けばトップ当選でしょうけどね。

懲りない面々

 安倍譲二さんが書いた、「塀の中の懲りない面々」を思いだしました。1987年には映画にもなっています。

 東芝の会長に、車谷暢昭(くるまたに のぶあき)元三井住友銀行副頭取を充てるという人事案を決めたというニュースを見て、「塀の中の懲りない面々」をとっさに思いました。この元副頭取は、原発事業に詳しく原発で再び東芝を復活させようとする、まさに「くせ者」です。

 この人事案が固まったという事実よりも、朝日新聞の「原発事業で収益を確保できないと経営は苦しくなる」という記事に怒りが湧き起こりました。この問題で、朝日が社説などで主張を行わないと、販売店さんには悪いけど「配達拒否」を通告します。

 経団連の会長に、日立製作所の中西宏明会長が就任することになり、その日立が英国の原発事業を支援し、そのための融資を政府系の国際協力銀行とともに、三菱UFJ・みずほ・そして三井住友の3メガバンクが、政府の融資全額保証をもらって行うという構図。そしてこの三井住友の元副頭取が東芝の会長になる、まさにこれも「懲りない面々」です。

 WH(ウエスチングハウス)社の失敗が生々しい状況の中で、また原発をやろうとする考え、それを支えるマスコミには血圧が上がります。

 東芝はウクライナの企業に、原発機器を輸出するための交渉を始めることが分かりました。関連機器の納品なら再び巨額の損失を出すリスクは小さいと判断したようです。

 東芝は最大の収益源だった「東芝メモリ」を売却すると、営業利益の9割を失うことになるので、原発をまた行うという発想ですが、この「アサハカサ」が分かりません。

 「東芝メモリ」を売却することには、反対です。いったん東芝は破たんしてでも、この部門を持っていると再復活できると思います。

 現在、東芝も日立も原発部門からの収入は、各地の原発再稼働への対策費と福島原発震災による福島第一原発の収束作業からのものです。再稼働は止めて、収束作業へ絞りこむべきでしょう。

 「原発や止めます」と決めた上で、収束に伴う費用の負担は理解してくださいなら、まだ市民は理解をするでしょうが、再稼働します、輸出もします、願わくば新増設もします、では誰が理解するでしょうか。

同窓会の準備

 昨日、今年11月24日に予定している中学校の古希同窓会準備のために、各クラスの幹事をしている人が集まって、幹事会を行いました。

 幹事会といっても会議は約30分、後は飲み食べながらの懇談です。会場は同級生がやっている「楽食」という名の食堂。どうせやるのなら、知らない店でやるより、いつもこの店でやることにしています。

 1964年・昭和39年卒業、五日市中学校の卒業生は計333人、戦後のベビーブームの子どもたちです。A組からG組までの7クラスあり、平均1クラス47人となります。前回の65歳の時の記録を見ると、住所が分かる250人に案内を送り、その内83人から出席の返事があったことになっています。

 ちなみに僕は同窓会実行委員長という役ですが、事務局をしてくれている人がとても几帳面で、ほとんどの役をやってくれます。

 当時は広島県佐伯郡五日市町といいました。今は広島市佐伯区ですが、小学校1年生の頃だと思いますが、五日市町・石内村・河内村・八幡村などが合併して大五日市町になったのです。「石内、河内がみんな出て大五日市の町づくり…」という歌が唄われたのを思い出します。中学校から南側の臨むと一面に田んぼと畑で、国鉄の列車が通るのが見えました。

 言うまでもないことですが、同窓生というのは減ることはあっても増えることは無いので、11月24日には何人集まってくれるか、どんな感じだろうかと今から楽しみです。

 60歳の時の還暦同窓会では、仕事の話しや子ども、孫の話しが多かったようですが、最近は健康のこと、高齢になっている親の介護のこと、結婚していない息子や娘の話しが多いように思います。まあー親が存在しているというのは僕にとっては羨ましい限りです。

 若い頃は東京や大阪、中には外国で働いていた人もいましたが、70歳が近くなると、Uターンして戻ってくる人もいます。

 手もとに、これは朝日新聞の2015年6月29日の記事ですが、同窓会アンケートというのがありました。その中で「一番楽しいのはいつの同窓会?」という設問では、一番は圧倒的に中学校、二番目は高校、そして小学校、大学・専門学校と続きます。

 そして、「同窓会で『不愉快だ』と感じたことは?」の設問結果を見て、大いに頷きました。1番は「今の自慢話を延々とされた」、以下「しつこく携帯の番号を聞かれた」、「一人の異性がべったりついて離れてくれなかった」、「セクハラに近いことをされた」、「話しかけたのに無視された」、「飲めないのにお酒を強要された」、「その他」にと続きます。とても興味深いデータでしたので、皆さんもぜひとも参考にしてください。


裁判の威力で原発が止まっている

 四国電力の伊方原発3号機、昨年10月3日から定期点検に入り、予定では点検終了後の今年1月22日ごろから再稼働を始め、2月中旬ごろから営業運転になるとされていました。

 それが12月13日に広島高裁で出された、運転差し止め仮処分の決定により、このまま運転停止状態が続くことになります。12月中に予定していた燃料の装填(そうてん)も見送っていましたし、ほかの定期点検作業の工程も見直しているとのことです。

 まさに裁判の威力で伊方原発3号機が止まっているという、記念すべき時です。メディアはこのことを書いていませんが、画期的な時だと思います。

 四国電力は12月21日に、この決定を不服として、決定取り消しを求める保全異議と一時的に効力を止める執行停止を広島高裁に申し立てました。

 この不服申し立ての審理は、同じ広島高裁の別の裁判長が担当して行われることになっています。急いで不服申し立ての審理を始めるものだと予想していましたが、まだ審理は始まっていません。

 どの裁判長が審理を担当するかということが強い関心事ですが、誰がやるのか、どの構成で行うのかも情報が入りません。友人の弁護士は、「最高裁は人事異動をさせてでも、国のいうことを聞く裁判官を送るかもしれない」と話していました。それでも見え透いたような異動は出来ないでしょうから、定期異動の4月1日まで待つでしょうかね。

 その辺りの事情は憶測の部分でよく分かりませんが、いずれにしても裁判で伊方原発が止まっているということは、とても気持ちが良いものです。改めて伊方原発に反対する戦いを、命がけで取り組まれてきた多くの先人の方々のことを思いだしました。

 広島高裁での運転停止は、9月30日までということで不満のあることですが、その他の松山などで審理されている差止め裁判の結果では、運動会のリレーのような形で差止めが続くことも大いに予想されます。

 広島高裁の決定で止まっている伊方原発3号機、その毎日を心に刻みながら過ごしたいものです。

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