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新しい年度の幕開けですね

 実質的に昨日から始まった新しい年度、週2日ですが仕事をしているところにも、何人かのフレッシュな顔を見かけました。昼休み時間に休憩室で見た顔は、「期待と不安」とよく言いますが、どちらかというと「不安」の方が強そうに思いました。それでもみんなスマホに指を滑らせていましたから、やっぱり現代人ですね。

 思えば僕がフレッシュだったのは50年前のことです。もしかしたらあの頃から「フレッシュ」さは薄かったようにも思いますが、最初の日の朝はよく覚えています。最初の給料は1万7千5百円で、その年の春闘で1万9千9百円になったのは鮮明です。

 もちろん銀行振り込みではなく、そのお金は初パチンコに使い、知ったげに本を買ったりしたと思います。神棚に置くこともなく、何よりもわが家には神棚がありません。仏壇はありましたが、母は「うち(自分)を早う一人者にしたような夫は許せん」ということで、仏壇などには手も合わさない人でした。

 とりあえず大先輩としてフレッシュに伝えたいこと、それは自分の中にたくさんの「ひきだし」を持って欲しいということですね。仕事を覚えること、職場の人間関係から学ぶこと、それもとても大事な「ひきだし」ですが、社会的な問題も大いに興味を持って欲しいと思います。

 よく「原発・エネルギー問題を勉強したいのだけど、何の本が良いでしょうか」と訊ねられることがあります。僕は「新聞をしっかりと視て、原発に関連する記事は切り抜いてスクラップ帳に貼りつけること。できれば朝日や毎日などの全国紙と、中国新聞のようなローカル紙の二つを視るのが良いけど」と伝えます。

 「原発オタク」と言われるかも知れませんが、経験から思うのは原発問題がそれ以外の様ざまな社会問題へ通じるということです。東芝問題から株式や会計処理などの知識にも波及しますし、なぜここまで問題がこじれたかという政治や人間関係までも思いが広がります。そしてただ新聞記事だけで納得するのではなく、記事にならなかった裏話というか本音の部分を、自分で想像してみることが大切だと思います。

 大会社や政府・裁判所といえどもそれを構成しているのは、人の集まりです。私たちとほとんど同じような考えを持っているものです。

 3月末に、以前勤めていた僕からいえば後輩ですが、それらの人たちが退職したという連絡もありました。以前の職場の人たちとの関係は、だんだんと薄くしていき新しい人間関係を作ることがお勧めです。

 この3月から町内会の副会長をいう役目を引き受けました。わが町内会にも老人の方が多いようですが、9月の敬老の日に行われる老人会の出席者が昨年はゼロだということでした。その理由を前任者に聞いてみたら、「知り合いがいないから」という理由だったようです。

 僕に言わせれば、新しい人との出会いがあるから楽しいのだと思います。何時までたっても同じ人間とだけしか会わないというのは、これ後ろ向き過ぎますね。この春からのフレッシュな若者も、多くの人間関係を作って幅広人間になって欲しいですね。

元気に仕事をしています

 少しご無沙汰でした。今月から週2日ですが仕事をしています。このことはお知らせしたと思いますが、といってもまだ4日しか行ってません。来月からは原則的には月曜日と水曜日を固定する予定にしています。

 仕事の内容は、病院内にある精神科デイケアセンターでの「送迎及び精神科デイケア業務」となっており、とても気に入ってます。こういう仕事を経験してみたいなあーと思っていた時に、誘いがあったのです。

 僕は会社勤めをしていた時、会社員としての仕事と主に反原発運動の「二足のわらじ」を履いてきました。それが65歳で会社員を退職したら「一足」になったのですが、どうも精神的にアンバランスという気持ちを持っていました。

 活動に専念できて良いだろうと思われるかも知れませんが、仕事世界に身を置きながら、活動をするというのが僕のスタンスでした。65歳の時、大手のマンション管理会社の人から「うちの会社の渉外部で仕事をしないか」との声もあったのですが、これは相当にキツイ感じだったので断っていました。

 今、出勤の日は朝6時10分起床で、近くのJR駅7時25分に乗るのですが、毎日約1万3千歩を歩きます。最近メタボ傾向で取りたいと思っていたので、とりあえず3か月後のデータを期待しています。

 デイケア―に来られる方は、患者さんとは言わないで、お客さん(様)と呼びます。うつ病とか統合失調症、精神分裂症、アルコール中毒という方が多いようですが、どうも○○症とか○○病というように病気を決めつけて言うことに疑問を持っていました。

 誰だって、うつ状態は在るしトーシツ状態もあるし、分裂状況もあります。回答は一つしかない、一つだけで選ぶという小学校から大学までの試験教育が反映しているのでしょうかね。ほとんど多くの人は、こういう精神状況の中をクルクルと回りながら、日々を過ごしているのではないでしょうか。

 まだ4日間ですが、お客さんからいろいろな悩みの相談もありました。確定申告のこと、電器のLED化に関すること、人間関係、家族に買って帰りたいお菓子のこと、どれも僕たち「健常者???」とその根底は全く同じだと確信しました。

 朝、夕は送迎ということでワゴン車に乗るのですが、行くところ行くところで同業者の車を見かけます。乗っているのは車いすの人、食事の介助が必要な人などさまざまだと思いますが、これからの時代このような仕事の需要はどんどんと増えていくでしょうね。とても大切な仕事ですから、やっぱり働く人の待遇の改善が必要だとも思います。

 送迎だけをしている人は、午前中の2時間半くらいと午後もそれくらいの時間を働いている、それも施設から近いところに住んでいる比較的高齢者が多いようです。1日中働いている学校を卒業したばかりのような若い人には、やはり働きがいを持ってもらうためにも、待遇改善が大切だと思いました。

 休憩時間に、たぶん国家資格試験を受けるための受験勉強をしている若い人がいました。頑張って合格して欲しいなあーと、心の中で声援を送りました。

70歳になったらパスピーが貰える??

 満70歳になったら広島市からパスピーが貰える!、「よし70歳になっても頑張るぞ!」という気持ちでおりました。その制度が、どうも怪しくなりそうです。

 広島市には「広島市高齢者公共交通機関利用助成制度」というのが在り、高齢者が積極的に外出し、社会参加できるように支援していこうという趣旨から、1993年度から年間8,640円の助成をするというのが導入されました。。やがてバスカードやパスピーというプリペードカードの乗車券が導入されたために、金額が年間6,000円になりましたが、制度は維持されてきていました。

 もちろん所得制限が在ります。助成の内容もパスピー、JR回数券引換券、など8項目の助成内容から選択するようになっています。

 広島市はこの制度が「買い物や通院などにも利用されており、社会参加に使われていない場合がある」などの理由から見直すとしているのです。今後はボランティア活動や健康づくり活動に参加した場合にポイントを付与して、そのポイントに応じた助成を行うという「見直し」案を提示しているのです。

 これまで通りの制度を存続させるようにという「住みよい広島をつくる会」のチラシを見て瞬間的に思ったのは、ボランティア活動もいわゆる「官制」でなくてはならないのかという恐怖でした。

 原発反対を訴えるために中国電力前で街頭宣伝を行う、核実験に抗議の座り込みに参加するために原爆慰霊碑前に行く、集会などに出席するために出かける、こういうのはボランティアと言わないで社会活動とも政治活動と表現すべきものと思いますが、まあ報酬を得ていないのでボランティアとしても良いでしょう。

 そうだとしても、行政から「良い」ボランティア、「悪い」ボランティアというように区分けされるのが何よりも一番怖いことです。広島市は「買い物や通院に利用されている」とも言ってるようですが、なんで買い物や通院が悪いのでしょうか。根性の浅はかさを思わざるを得ません。

 「あんたに言われたくない」という思いです。所得制限は認めますし、僕がその所得の範囲外かも知れませんが、そういうことは横に置いても、この制度はどうしても存続されるべきです。広島市だけの特別な優遇制度でもありません、いろいろな市や町などでも行われていることです。

 存続を求める署名も行われています。皆さん是非とも協力していただきたいと思います。単にお金の問題というよりも、ボランティアにも政治の目が介入するというのが許せないのです。問い合わせは「住みよい広島をつくる会」で、電話は082-221-2768です、

530シーベルト

 毎時530シーベルト、この数字を見てまさに頭がクラクラとしてきました。新聞では「1分近くにとどまると1分足らず死に至る」と書いていましたが、考えられない数値です。

 この数値は、福島第一原発2号機の格納容器内での放射線量です。遠隔ロボットを入れて推定された数字ですが、原子炉格納容器内にこれだけの放射線量の物が、それも3基もあるのです。

 広島に投下された原子爆弾は、爆心地で約100シーベルトと言われています。これも莫大な数値ですし1999年9月30日に発生した、茨城県東海村のJCO工場での臨界事故で亡くなった大内さんの放射線量は8~20シーベルトと推定されています。

 1シーベルトは1000ミリシーベルトで、私たち一般公衆人の年間許容被曝線量は1ミリシーベルトなのです。530シーベルトは53万ミリシーベルトですから、頭がクラクラしているというのも分かってもらえると思います。

 東京電力は今月中にも調査ロボットの「サソリ」を投入して、格納容器内の各部の線量を測って核燃料の広がりなどを調べる予定としていますが、「サソリ」が放射線量に耐えて働いてくれるかも大疑問ですし、最終的に取り出すことが出来るのでしょうか。31年前のチェルノブイリ事故の原発も、今に至るも取り出せないのです。

 新聞も「530シーベルト」という数字を、「すごい値」とは書いていますが、それを実感させるためには、広島・長崎の原子爆弾、JCO事故との比較をしながら書かないのかと、これも大きな疑問です。

 2月から1週間に2日ですが、介護施設で働くことになりました。僕の担当は「うつ病」や「統合失調症」などの病気を持っていている方で、デイケア―に来る人の送り迎えと、一緒に運動をしたりする仕事です。2月1日、2日と働き、久しぶりに通勤電車に乗るなどの疲れはありましたが、仕事の内容はとても気に入ってます。

 皆さん自分で歩けますし食事も出来るので、その辺りの苦労はありません。初めての体験ですが、新しい出会いもありとても気持ちよく、とりあえず2日間ですが、仕事が出来ています。

 皆さんのプライド(自尊心・自負心)をリスペクト(尊敬)しながら、新しい経験を重ねていきたいと思っています。

1月を振り返る

 長いと感じた1月でした。その大きな理由は、大晦日の夜に亡くなった和田長久さんのことから始まります。原水爆禁止運動の大恩人で、本の題名ではありませんが「あなたに褒められたくて」との思いから和田さんに応えたいという気持ちから活動してきたので、まさに支えを失ったという喪失感で、これは今も続いています。

 そして青森県六ヶ所村に行ったこと、ここで聞いた「原燃(日本原燃株式会社)さんが来たので、出稼ぎに行かなくてすむようになった」「息子が地元で就職できた」「出稼ぎが多いということで、この地方では離婚が多かったのだが…」という話し、この国の根本的なイビツな過疎・過密の弊害が原燃の危険、迷惑施設によって解決されるということ、なんともやるせないという思いでした。

 東芝が原発建設事業から撤退するという報道、やっと決断したかと気持ちです。僕はこうなることを見越して、大企業で配当もしっかりとある株を半分売却して、昨年東芝の株を1000株購入していました。もちろん今売れば大損ですし配当もありません。株主として東芝の今後を観ていたいという気持ちからです。これから多くなる廃炉について、廃炉産業として伸びていって欲しいと思っています。

 民進党が3月の党大会で「2030年原発ゼロ」とする「原発ゼロ基本法案(仮称)」を、公表すると発表しましたが、僕は半信半疑です。その理由は東京電力などの電力会社組合の幹部という人が、多数国会議員として存在しているからです。電力会社だけではなく、電機会社、自動車会社という原発推進労働組合の出身議員が大きな顔をしているので、その本気度にはいつも強い疑問を持っているからです。

 元総理大臣の小泉純一郎さんに、上関へ来ていただいて講演をして欲しいということで手紙を書きました。力(リキ)を込めて書いたと思っています。ぜひとも実現させたいものです。

 そして俳優の中村敦夫さんの朗読劇「線量計が鳴る」というのを、広島でやりたいと準備をしています。若い人にあの「木枯らし紋次郎」といっても知らない人が多いようですが、数年前にNHKの朝ドラに出演していましたね。中村さんは福島県の生まれ、東京電力の会長だった勝俣さんと同級生だったと話していました。

 東京のMXテレビで放映された「ニュース女子」なる番組、基地反対運動について徹底的にニセ情報を流すという、怒り心頭というかその低レベルな煽り方には、言葉も出ないという気持ちになりました。僕が特に感じたのは、この番組の出演者の特に女性の服装や笑い方でした。1月2日の番組であるのに、ノースリーブに短いスカート、バカな笑い面(つら)、男出演者の発言に応える態度や姿は、まさにクラブかバーのホステスという感じでした。

 そんなこんなの1月でちょっと思うところがあり、2月から週に二日くらいで曜日も僕の都合を考えてくれるという贅沢なものですが、デイケア―の施設で仕事をすることにしました。「ちょっと思うところ」というのは、今度説明したいと思いますが、僕自身がそろそろデイケア―のお世話になる年齢に近づいた中、学びたいという気持ちからです。

 サッカー好きな孫と、近くの公園でサッカーをするのが楽しみです。15分ハーフで携帯電話のアラームを設定しています。大きな声を出してやっています。そうすると、誰ともなく子どもたちが「僕も、私も一緒にやらせて」と加わってきてくれます。こういう年代(小学1~3年生くらい)の人と話したり交流することの少なくなり年齢になった今、貴重な体験となっています。

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