Entries

「セミナー医療と社会」で思ったこと

 僕が弘前に来たのは、「医療と社会」というセミナーで話しをするためだったということは、お話ししたと思いますが、このセミナーの中で話題になったことを、もう少し詳しく伝えておきたいと思います。

 セミナーを主宰している品川信良さんが、弘前大学の産婦人科で教えていた関係から、セミナーでの報告者も参加者も、弘前大学医学部を卒業した人、現役の学生も多くいました。とりわけ婦人科関係が多いようでした。その場では、場違いな僕が「原発再稼働阻止と日本の原子力事情」で話しをさせられたのですが、それはそれとしておきます。

 発言者のタイトルも「医療者は社会的責任を果たしてきたのか」とか、「地域医療の創造~小児医療の視点から」「これからの女性の健康を拓く」「生殖医療と社会~生まれてくる子どものために~」「インフォームド。コンセント理念に抵抗する背景」といったようなものでした。この道では素人の僕も、とても興味のある話題でした。
 皆さんにとっては、僕のテーマは逆に興味深かったようですが。

 前夜パーティでの懇親の中を含めて、驚いたことが2~3点ありました。
 その一つは、不妊問題で悩むカップルが急増していることです。近い将来、3組に1組が不妊問題を抱えることになるだろうと警告していました。その原因も、男性の方に問題があるというのが最近非常に多くなっていることです。「草食系男子」という言葉は聞きますが、今や「植物系男子」ともいうそうです。

 もう一つは、性暴力の問題です。聞いてはいましたが、まさかという程のショックを感じました。大阪にある「性暴力救援センター」のスタッフの方は、障害者に対するもの、父親が娘に、お祖父さんが孫に、兄が妹にというレイプもあるというのは驚きを超えたものでした。まさにヘドが出る思いでした。障害者が被害者の場合、被害を受けたという意識を持たないという場合があり、これはとても残酷です。この問題も急増しているそうです。

 もう一つは、地域病院での慢性的な医者不足と、医者の過剰労働です。街を通ると、個人病院と歯科病院の看板はやたら見ますが、総合病院での医者不足の問題は深刻です。

 セミナー中にある地域病院の副院長さんが、忙しくされて会場から出たり入ったりしていました。前夜パーティで仲良しになった方で、セミナーの本番が終わったら、またゆっくり飲みましょうと約束していたのでしたが、腎臓移植のことで病院から連絡があったので、急に帰らなくなったと慌てていました。「私らは365日、24時間労働なのですよ~」と。

 今、話題になっているというか、政治と金をめぐるスキャンダル事件になりそうな、徳田虎雄率いる医療法人「徳洲会」の問題。この徳洲会系病院で仕事をしている医者は、「私らが、働いたお金がああいうことに使われていると思うと腹も立ちますよ」と。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://gomenda4918.blog.fc2.com/tb.php/95-58333019
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Appendix

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR