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伊方3号が差し止められた

 13日の広島高裁で伊方3号の差し止め決定が出された時、その場で皆さんと喜び合うことが出来ました。

 その瞬間、思い出したので1978年4月、松山地裁の日本で最初の原発訴訟といわれる伊方原発1号の原子炉設置許可の取消しを求める裁判の、判決の日のことでした。前日に松山に行き、森滝市郎さんら広島から参加した人たちと同じ宿で話したことです。まだ僕も29歳の青年でした。

 判決の当日は、暖かい陽の射す良い天気でした。裁判は負けでしたが、原告団長の広野房一さんが「辛酸入佳境(しんさんかきょうにいる)」と白い布に手書きの墨で書いたものを持って、法廷から出てこられたことでした。

 この「辛酸入佳境(しんさんかきょうにいる)」とは、足尾鉱毒事件を告発した田中正造が好んだ言葉で、辛酸を舐めつくし、堪え忍んだ者のみが味わうことのできる素晴らしい境地があるという意味です。僕は当時、この言葉の意味を知りませんでした。

 それから広野さんとも、森滝さんとも親しくなりました。その広野さんは2005年7月に92歳で、森滝さんは1994年1月に広野さんと同じ92歳で亡くなられました。

 広島高裁での決定の時、この二人の顔が浮かびました。松山での決定から39年、この時の流れは僕の反原発運動の歴史でもあります。良い先輩に恵まれたと思います。

 この度の広島高裁の決定ですが、これは上関原発の建設にも大きな影響を与えるものと考えています。高裁は阿蘇山の火砕流が160キロまで被害をもたらしたことを挙げています。阿蘇山から伊方原発まで約130キロです。上関原発の建設計画地も、130キロよりは長いけど、ほぼ同じです。

 上関原発の建設には火山についての影響は、あまり考えていないように思います。原子力規制委員会の火山に対する対策が強まることが決まっています。この度の決定は、上関原発の建設反対にも大いに利用できると思っています。

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