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上関原発計画地を案内して

 マスコミ記者を案内して、上関に行ってきました。

 柳井市から室津半島を下って上関町に入ると、すぐに「豊かな町を原電で!」という大きな看板を見るのですが、なんだか色あせているような感じでした。蒲井地区に入るところに3・11以降に建てられたという、黄色の下地に赤い字で書かれた看板があります。この看板の言葉が何とも言えず、上関町の原発推進派の気持ちを表しているので、必ず車を止めてこの看板を見せるのですが、看板は周りに生えた草で字が読めないほどになっていました。その看板には、次のように書かれているのです。
 「原電を妨害する人は上関町に来ないで!」と。その他、何か所かに原発を推進する側の看板がありますが、色あせていたり、すすけていたり、まるで元気がありません。

 計画地の田の浦へ向かう道の入り口にも、ALSOKの車両は無し。ログハウスの近くでいつも会う、警備員さんとあいさつ。ニコニコ笑ってまるで緊張感無し。こういう方が、好感度です。前日の雨で、少しぬかるみ道で、何か所かで蜘蛛の糸に悩まされました。これだけ元気に蜘蛛が糸を張っているということは、余り人も歩かないのでしょう。

 田の浦海岸に下りると、女性の声のテープが「こちらは中国電力です。田の浦海岸の立入りは禁止されています。工事の有無に関わらず、立入りは禁止です。すぐに出て下さい」という意味の内容で話しかけてきました。海岸に下りると、自動的に放送されるのか誰かがスイッチを入れるのかしれませんが、同行した記者は「やはり緊張感が有りますねー」と。僕は「あーそー!」

 「金の切れ目が縁の切れ目」というのが有りますが、上関の原発推進の漁師さん達は、漁業補償金と言った金を貰い、原発計画地に土地を持っている人は、その土地を売却して金を受け取っています。しかし、原発推進者の気持ちを維持するには、中国電力はその人たちに何らかの形で、何時までも「良い目」をさせてあげないといけないでしょう。

 予定地近くの四代という地区、これまでここには1軒の旅館が有りましたが、新たに2軒の旅館が建っていました。たぶん、原発工事が始まると、旅館に宿泊する人があることを見越して、漁業補償金か土地売却金で建てられたのでしょうけど、生憎にも誰も宿泊しているような雰囲気は有りません。

 「悪銭、身に付かず」という言葉が有りますが、その通りです。「悪銭」は見に付けないことでしょう。悪銭はすぐに使おう。
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