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六ヶ所村でもらった核燃料サイクル図

 六ヶ所村原燃PRセンターでもらった「原子燃料サイクル施設の概要」の中にある「原子燃料サイクル図」、一目で抜けているところが在ると思いました。

 核燃料サイクルと言わずに原子燃料サイクルというのは、「カワイイ」で済みますが、このサイクル図の中に肝心な物が無いのです。

 核燃料サイクルを説明するまでもないと思いますが、ウラン鉱山からの採掘から始まって、原発での運転、運転が終われば使用済み核燃料は再処理工場に行き、そこから得られる?プルトニウムを使うというのが、簡単なサイクルの説明です。

 これまでのサイクル図には、再処理工場で得られたプルトニウムは高速増殖炉で使用されるというのが流れでした。その高速増殖炉でというのが、このサイクル図に無いのです。

 「概要」には、作成年月日が「2016.07」と書いてありました。高速増殖炉もんじゅは、昨年末に廃炉が決まりました。国は廃炉にしても高速炉を諦めないとしていますが、この図の中から高速増殖炉の記入が無いというのは、本当に良かったと思いました。

 その代わりと言ったら変ですが、再処理工場の次はMOX燃料加工工場でした。プルトニウムとウラン燃料を混ぜた物を、一般の原発でプルサーマルという形で使うというMOXサイクルです。

 一般の原発は本来プルサーマルを想定していないので、正常な使い方ではないのです。核兵器の燃料であるプルトニウムを、この国が約48トンも持ち、国際機関からも多くの国々から懸念を持たれていること、プルトニウムは常に「入りと出」がイクオールでなければならない中、溜め込むというのは許せないことです。

 高速増殖炉は諦めるという中、使い道はMOXしかないという中で無理して原発で使うということは、本当に無理なことです。

 僕はこの図を見て説明員の方に、丁重に「これまでのサイクル図では、高速増殖炉があったと思いますが?」と質問しました。そしたら「そういうことはありません。最初からMOXです」と頑なに言われました。

 以前のサイクル図を持っていた訳ではありませんから、「証拠」でもって反論することはやりませんでした。プルサーマルでプルトニウム利用の理屈を作ろうというのは、無理があると思います。

 「もんじゅ」の廃炉は歓迎ですが、しかし「もんじゅ」のためにどれだけの税金を使ったのか、そして今からも諦めようとしない、それは違うでしょうと言いたくなります。

 他のプルトニウム利用、それは核兵器でしかありません。以前は「まさか」という気落ちでしたが、最近は「そうなんだ」という思いが強くなっています。

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