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六ヶ所村

 「家族はみんな一緒に暮らすのが何より大事なことですよ」
 「ここはずっと出稼ぎの村でした。今は出稼ぎをしなくてもやっていけます」
 「子どもも此処で就職しました」
それは本当に良かったですね、としか言いようがありません。

 先週青森県に行き、六ヶ所村に住んでいる人から聞いた話しです。六ヶ所村要覧を見ると南北33km、東西14kmの広大な大地の六ヶ所村は、六つの村が合併して出来上がったのだそうです。この時期で、しかも夕方で強い風が吹いていたので、特に感じたのだと思いますが、本当に寂しいという感じでした。

 家族で暮らせるようになったのも、出稼ぎをしなくて良くなったのも、子どもの就職も、それは「原燃さんが来てくれたから」という理由です。

 ここにはウラン濃縮工場、いつまでも試験段階中にある再処理工場、低レベル放射性廃棄物埋設センター、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター、工事中のMOX燃料工場が在ります。まとめて「原子燃料サイクル施設」と言い日本原燃株式会社が行っています。

 過密・過疎と言われるように、またこれから中国地方でも住民のいない町や村が出てくるというように、この問題は深刻なこれからの全国的な課題だと思います。六ヶ所村は、原燃を受け入れたことによって、過疎地の冷遇から逃れることが出来たのです。考えてみれば「迷惑施設」を受入れることによって、生活が豊かになったというのは、どうしても納得が出来ません。

 日本中に存在する「過疎地」と言われるところが、全部原子力のような迷惑施設を受け入れて「発展」させようとすると、日本列島は原子力施設だらけになるでしょうね。

 僕たちに話された六ヶ所村の人には、一連のサイクル施設が動こうが動くまいが、「止めた」と言わなければ仕事が在るし、出稼ぎをしなくても良いというように捉えているように思いました。

 僕は、「また福島原発事故のようなのが起っても、原燃には反対されませんか」という質問をあえてやってみました。この質問には、何の回答もされませんでした。

 何年か前にも六ヶ所村を訪ねたことがあるのですが、その時は車でそれぞれの施設の近くまで案内してもらいましたが、今回はPR館だけでした。

 そして驚いた事、風力発電の風車だけでなく太陽光発電施設がたくさん設置されていることです。

 PR館に来る人が、大幅に減ったとのことでした。何年か前は年間約13万人くらいだったそうですが、今は3万人くらい「たぶん電力会社も、こういう案内旅行にお金を掛けなくなったのでしょう」と説明員の方は話されました。

 そしてフランスの技術を使っている日本の再処理技術ですから、近くにあったフランス人の専用アパートにも、住んでいる人が大幅に減ったそうです。これは何を意味しているのでしょうかね。

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