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あまちゃんと宮沢賢治

 高視聴率をあげていたNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」が、終わりましたね。僕は、職場の休憩室で昼寝を楽しみながら、音だけを聴いていました。その中で何度も何度も流れていたメロディに、宮沢賢治の「星めぐりの歌」が挿入曲として演奏で入っていました。これは隠れた話題にもなり、インターネットでは、いろいろな書き込みがあります。またこの歌は、高倉健と田中裕子が演じた映画「あなたへ」の中で、田中裕子が何度か唄っていました。

 宮沢賢治といえば、「雨にも負けず」ですよね。「雨にも負けず」の詩については、人によって詩の中のここが好きという好みがありますね。

 NPO法人、原子力資料情報室を立ち上げた、高木仁三郎さんについては反原発運動学者としての象徴的な存在で、また宮沢賢治の考えの実践者として有名な方でした。 
 賢治の地元、岩手県花巻市から贈られる賞で「イーハトーブ賞」というのがあります。イーハトーブとは、賢治が目指していた理想郷という意味の、賢治自らが使っていた造語です。高木さんは、1995年の第5回のイーハトーブ賞を受賞しています。高木さんと僕とは「省ちゃん、仁さん」という仲で、時間を忘れて宮沢賢治を語りあったものです。
 高木さんは、「雨にも負けず」の中の、「寒さの夏はおろおろ歩き」という部分が好きだと話していたように思います。この部分は、苦しみや悲しみの共有だと思います。僕は、「南に死にそうな人あれば、行って恐がらなくてもいいといい」という部分でした。この部分で、僕は死にたいする恐怖を少し軽くするように感じることができたと思います。
 高木仁三郎さんは、2000年10月8日に62歳という若さで亡くなりました。「市民のために大切な科学とは何か、科学と人間の関係について」という考えで、宮沢賢治と考えの高木さんの考えに共通性があったよう思います。
 もう少しで仁さんの命日がやってきます。

 「あまちゃん」で静かなブームになった、「星めぐりの歌」の歌詞を書いておきたいと思います。星がきれいに見える秋、この詩に思いを馳せながら、空を見上げるのは、如何でしょうか。(詩の雰囲気をつかんでもらうため、原文に忠実にしながら、現在用語を使いました)

星めぐりの歌
あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の つばさ
あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。

オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。

大ぐまのあしを きたに
五つのばした  ところ。
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて。

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