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高齢者の闘い

 反原発にしても、戦争法に反対する活動にしても、その活動に関わっている人の多くは高齢者が多いと思います。高齢者を何歳からにするかと云うこともありますが、まあー60歳前後から上の人でしょうか。もちろんたまに30歳代というのも見かけますが、そういう人を見ると「珍しい」というように感じます。

 若い人は仕事というゾーンの中で、生活がかかっているのですからなかなか難しいという状況にあるでしょうし、今の社会ではこういう問題に関わっているとすぐにレッテルが貼られてしまうという、周辺状況が在ると思います。これが一番大きな問題かも分かりませんが。

 アメリカ大統領選挙でも、トランプを当選させた勢力の多くは古きよき時代を懐かしむ高齢者世代だと、ある人が話していました。

 先日読み終えた内館牧子さんの「終わった人」の中に、「金時モチ」という言葉がありました。お菓子ではありません、お金と時間を持っているオヤジのことだそうです。愛情などまったく無いのに、若い女性たちから「オネダリ」のターゲットにされるオヤジのことでもあります。

 まあー「金時モチ」のような人もいるでしょうけど、年金は引き下げられる、医療費は上がる、介護保険料は上がる、などなど高齢者が住みにくくなる状況は増していますね。そういう中でも、この国が悪い方向へ向かうことに対し、子どもや孫たちに少しでも良い世界にするためにと、頑張っている僕ら世代の貴重な存在の人たちだと思います。

 高齢者が住みにくくする政策は、今でも社会運動の中心にいる人を、まさに「兵糧攻め」で関わらせなくするというように見えるのは、僕が相当にヒネクレテいるでしょうかね。一方でカジノを解禁し、そっちに金をつぎ込ませてしまおうという政策でしょうか。アベシンなら、こういう発想もするのではないかとさえ思ってしまいます。

 と云っても、高齢者になって活動している人もこの年齢になって関わり始めたという人は、そんなに多くはないと思います。若い頃から社会状況に疑問を持ちながら、いろいろなことを勉強して今になったのではないでしょうか。

 僕も前期高齢者の真っ只中にいて、高齢者ではなく後継者のことを考えるようになりました。しかし、僕世代が考えているある意味ワンパターンの発想ではない、新しい発想の中で活動をする若い世代が必ずや出現することを期待しています。

 ある意味、まだ元気だと思っている高齢者世代の「頑固さ」「かたくなな態度」が若い世代を押さえ付けているのかと思ったりもしています。しかし若い世代の人へも、過去の経過については話しておかねばとも思います。

 上関原発建設問題が公けに明らかになったのは、1982年です。今から34年前のことです。当事者である中国電力社員にしても最初からその経緯を知っているのは、もう退職前の人ではないでしょうか。22歳で入社した人も56歳、特に会社ではずっと同じ部署にして上関を担当しているのは、皆無に近いでしょうから。先日、中国電力に申し入れをした時、上関町長選挙の不正転入事件のことを言ったら、担当者がまったくそのことを知らないみたいでした。

 間違った歴史を、しっかり学んでこそ同じ失敗を犯さないのではないでしょうか。最近そんなことを強く思っています。
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