Entries

聖の青春・終わった人

 「忙中暇あり」というほどではありませんが、まあまあ忙しくしている中、長女と一緒に「聖の青春」という映画を観にいきました。

 29歳という若さで亡くなった、将棋棋士の村山聖さんを題材にしたもので、村山聖棋士は松山ケンイチさんが演じていました。物語としては単純な内容ですが、子どもの頃から腎臓の病気になり、それでも将棋の世界でトップに昇りたいという希望のために全力を尽くすものです。

 最後は余命3か月という状態の中で、羽生善治に挑む対局シーンは壮絶なものでした。なんとかして聖に勝たしてやりたいという思いで観ていました。羽生善治が頭を掻き、汗を拭きながら、一方で聖は背中を押さえ身体の痛みを我慢しながらの対戦シーンでした。

 自分の目指すものに対して全力を尽くす姿勢は、感動的でした。こういう映画を観ていると、どうしても自分の場合はどうだろうかと思い、いつも反省をしてしまいます。

 内館牧子さんの「終わった人」という、ベストセラーの本も読みました。これはまさにいっきに読める本で、帯には「定年って生前葬だな。これからどうする? 今の、将来の(あなたのこと)が書かれています」とあります。さすが売れっ子作家ですから、スーと読めるというものでした。

 内館さんは独身と言われていますが、夫婦の微妙な関係、定年後の男が家の中で面倒臭く思われることなどが、本の中から見えるように描かれています。

 この中に登場する主人公は東大を出て、大手銀行に入り、しかし出世コースから外れたのですが、辞めた時の資産が1億円を超えていたというのは、僕の場合とは大違いでした。しかし仕事を退職しても「やることがたくさん有る」という僕と比べれば、主人公は不幸だったと思います。

 病気に苦しみながらも将棋の道を究めたいという聖、麻酔をすると「頭の冴え」が鈍って将棋の戦いに影響するから、麻酔無しなら手術をしてくれと医者に要求するシーン、そして手術後の夜中にパチン、パチンと音をたてながら将棋の練習をするシーンは感動的でした。

 「聖の青春」も「終わった人」も、これからどういう生き方をしていくかということを考えさせてくれる物だと思います。

 今日、これから知り合いの文具屋さんへ年賀状の印刷を頼みにいくことにしています。年賀状の言葉、やっと決めました。今は秘密にしておきますが、受け取った人が励まされるとともに、何よりも自分自身を奮い立たせるようにと思っています。来年はとり年ですから、串焼きの焼き鳥にビールでも付けてと思っていますが、そんな挿絵は有るでしょうかね。


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://gomenda4918.blog.fc2.com/tb.php/538-0b09d9e7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Appendix

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR