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アメリカ人の選択

 日本時間の午後4時37分、AP通信がドナルド・トランプの大統領当選確実を報じました。選挙権があるわけでもないのですし、クリントンもトランプにも、大統領になって欲しいという強い希望はありませんでした。しかしトランプにはなって欲しくなかったし、たぶんトランプはならないだろうと思っていましたが、この結果に「うーん」と唸ったままの状態です。

 アメリカ人の友人は投票日前、「トランプが大統領になったら、日本へ移住するからその時は頼む」と言ってきていました。日本人でアメリカに住んで仕事をしている友人は、「まあーいざとなれば日本へ帰るから」と話していましたが、それぞれみんなアメリカに生活の基盤があるから、日本へ難民のように押しかけてくるということはないでしょうね。

 しかし選挙に不正があった訳でもありませんし、正当なアメリカの手続きによって選ばれた結果ですから、この選択結果をどう見るべきなのでしょうか。友人のほとんどは、アメリカを脱出すると話していましたので、友人の考えというのは、アメリカ社会の中では少数派ということなのでしょう。

 アメリカ生まれですが、現在広島市に住んでいる詩人のアーサー・ビナードさんは、たぶん今年の夏ごろだったと思いますが、「トランプが当選する」と断言していました。

 それにしても、おおかたの見かたはクリントンの当選だったと思いますし、世論調査でもそういう方向だったと思います。トランプを支持していると話すと、「変な人」と思われる節があるので、表向きはクリントンと言いながらも、人の気持ちは分からないものだとも、アメリカ人の友人と話したものです。

 自営業をやっている友人は、オバマケアの医療保険で助かっていたのだが、トランプになると、また振りだしに戻るのではと心配をしていました。

 これまで政治家としての経験のないトランプに、ここらでガーンと変革してもらった方が良いのではとも思っている人も多いようです。一生懸命頑張っているのに、苦労している多くの中間層、しかしアメリカは格差が大きく中間層は存在しなくなったような感じですが、それらの気持ちがトランプ票になったのでしょうか。

 僕が初めてアメリカに行ったのは、1978年です。今から38年前のことです。薄い印象ですが、アメリカ人は今よりも大らかで寛容だったように思います。まだ日本人に対する差別の大きい時代でしたが、そんな思いを持ったものです。

 トランプになって一番気になったのは、再来年の「日米原子力協力協定」改定に対してどう臨むのかということです。「日本が核兵器を持つことを認める」と公言している人ですから、そう言ってもらったことを喜んで、日本が核兵器所有の道に行くことは想像したくありませんが。

 繰り返しになりますが、アメリカ人はトランプを選んだのです。これから大きく変化するのでしょうか、その期待もあるのではないでしょうか。そこで思い出したのは民主党に政権交代した時、僕は期待しました。しかし、その期待はもろくも崩れ去りました。これと同じことが、トランプ政権の4年後に現れるのではと思いもします。

 もう少ししたらニューヨークが朝8時になるので、ニューヨークに住んでいる友人に電話をしてみようかと思っています。
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