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二つの民進党

 「最大の関心事」とまでではありませんが、僕の大きな関心事の一つに民進党が年末までには示すことになっている「原発ゼロへのシナリオ」というのがあります。どこまで具体的なものを描けるか、言っちゃあ悪いけど斜(はす)に構えた目で見つめています。

 どうしても裏切られたという思いを拭い去られないのは、民主党政権時の2012年9月の「革新的エネルギー・環境戦略」で、2030年までには「原発ゼロにする」としたものが、閣議決定を直前に撤回され元のもくあみになったことです。

 この時の「むかつき」というか怒り・裏切られたという思いは、そう簡単に脱ぎさられるものではありません。党内に原発メーカーや電力会社出身の議員が多いことがそうさせるのでしょうが、年末までに示すというものが、またもや納得できるシナリオで無かったら、たぶん民進党が政権に復帰できることはないでしょうね。

 同じ民進党でも台湾の民進党政権は、9年後に原発ゼロにするという目標に向けて大きな一歩を踏み出したという報道がありました。台湾は日本と似たところが多い国です。地震などの自然災害も多いところですし、資源が乏しい島国です。

 今年初めに行われた総統選挙で脱原発を公約にして当選した、蔡英文(ツアイ イン ウェン)さん政権の、脱原発関連法の改正案は年内に成立する見込みだと言われています。

 台湾の原発の発電容量は14%、これを9年後にはゼロとすることは、高いハードルという見方もありますが、この方向に向けて具体的に動きだしたことは、まさに「すごい」ことだと思います。原発の代わりに自然エネルギーの比率を今の4%から20%にするという政策も、画期的だと思います。

 台湾では原発のことを「核電」と言います。原発に反対する住民・市民運動は凄まじいものがありました。台湾にこの「核電」を売り込もうとしているのが、日本でもあります。

 日本の民進党、一度このブログでも書いたと思いますが、今年夏の参議院選挙の比例で当選した11人の議員らの、出所を調べていたら第1位は東京電力労組、2位は自動車(トヨタ)労組、3位は電機(パナソニック)と続いています。比例選挙で当選する議員の特に上位の人の出身というのは、民進党の強い地盤・カバン・看板です。

 民進党の国会議員でも、好きな議員は何人かいます。原発反対で頑張っている人もおられます。特に自治体議員の中には、何人もいます。

 しかし、先日の山口県議会で自公が提出した「原発推進の意見書」について、山口県の民進党会派である「民進・連合の会」はこれについては反対したものの、同時に出されていた「上関原発予定地の埋立工事免許延長許可の取消しを求める請願」の採択では、議員4人の内、1人が賛成しただけでした。この分かりにくさ、だから本気度にいつも疑問を持っているのです。

 

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