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泉田新潟県知事の出馬撤回表明

 泉田裕彦新潟県知事の次期知事選挙への出馬撤回表明、いくら新聞を読み直しても理解ができませんでした。新潟県知事選挙は、この9月29日に告示され、10月16日が投票と決まっています。もう後わずかだというこの段階で、泉田知事の出馬撤回というニュースを見た時は、本当にがく然としてしまいました。

 泉田知事は、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に反対している知事です。それも「本気」で反対の気持ちを持っている人で、原発に反対している全国の人から熱い支援を受けていました。

 出馬撤回の理由、今朝の中国新聞には次のように書いています。『問題となったのは新潟と極東ロシアを結ぶ日本海横断航路開設を巡り、県が3億円を出資する三セクの子会社が中古フェリー売却側の韓国企業と結んだ購入契約。条件が合う船でないことが判明し、子会社は引き取りを拒否。仲裁機関が今年7月、子会社に約1億6千万円を支払うよう命じた』というものです。これを書いたのは新潟日報社というマスコミですが、この記事を誤報であると指摘したのが泉田知事です。

 誤報か誤報でないかは別にして、単純な僕はそれがなぜ「不出馬」に結びつくのかが理解できないのです。泉田知事は「県の主張が(新潟日報)載せられないということになると、民主主義の基盤が揺らぐと懸念している」と述べたそうですが、ますます「不出馬」が分からなくなってきます。

 不出馬に対し、全国の人たちから「考え直して出馬して欲しい」という声が起っていますが、僕は泉田知事の性格を考えれば、思い直して出馬になるのは無理だと思います。

 ある友人から、「かなり前から悩みに悩まれた末の決断であり、支援者との相談後の発表ですから無理だと思います。泉田知事を支援しようなどと呼びかけておきながら、新潟の状況のリサーチを怠っていたことを反省しています。新潟日報の執拗なバッシングで新潟県民はすっかり泉田知事から離れてしまった事のようです」というメールをもらいました。

 それにしてもやっぱり分からないのは、8月31日の記者会見で知事が話した「私が引くと、原発にどう向き合うのかなどの純粋な議論ができる。引いた方が思いが遂げられる」という言葉です。

 ベストセラーになった小説で「原発ホワイトアウト」というのが在ります。この小説の「知事逮捕」という第16章は、「新潟県知事の伊豆田清彦の一日は、早朝六時からの散歩に始まる」という出だしで始まります。原発に懐疑的な新潟県知事の伊豆田清彦さんが、逮捕されるというものです。

 泉田知事が新潟県内の原発賛成の自治体首長や県会議員らから、強いバッシングを受けているというのは、聞いていた話しです。知事といえども人間、友人のメールであったように、僕の責任も問われているようで暗い気持ちになっています。

 新潟県のホームページに「知事へのたより」というのがあり、数回ほどたよりを送ったことがあります。たよりには担当部署から丁寧な返事も送られてきました。泉田知事の性格を表わしたものだと思っていました。

 往々にして私たちには、期待はするが、期待に反すると批判をするという体質が在るように思います。知事の存在というのは沖縄県にしても鹿児島県にしても大きな物ですが、知事だけで要求が実現するというものでは無いでしょう。改めてこのことを知らしめた今日です。


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