Entries

祝島、神舞(かんまい)

 1100年以上の伝承から伝わっている祝島の神舞、16日の入船神事から明日の出船神事まで行われています。18日の岩戸神楽の見物するために祝島へ行ってきました。神舞の伝承については、それを書くと長くなりますから、是非ともホームページで検索してみてください。

 4年に一度行われる神舞ですが、島の人たちの減少、高齢化によって準備する人が少なくなり、毎回心配していましたが、今年も盛大に開催されました。島の人たちの、伝統と歴史を大切にする気持ちを実感します。この気持ちは、上関原発に反対する源になるのでしょうね。

 都会で行われている祭りといえば、神社とどこかの業者が準備して開催されるのがほとんどだと思いますが、神舞は仮神殿や仮鳥居を造ることから、ほとんどすべてを島の人たちが担っているのです。

 櫂伝馬(かいでんま)船の舳先と艫で舞う若い人が居なくて、という心配もあるのですが、今回も島出身の人の子どもさんたちが見事にやってくれました。

 島の波止を定期船から降りると、「元気―」「まあーよくお越しくださいました」「ありがとう」「今日は泊まれるの」「寄付金ありがとうございました」などなどのたくさんの声を掛けられました。本当に嬉しい限りです。

 島民の人だけでなく、帰省者、島が大好きな僕たちのような者だけでなく、遠くはフランスからの映画クルー、本職と思われるカメラマン、報道関係者などなどが来ていました。「未来へ残したい漁業漁村歴史文化財百選」などにも選ばれているので、関心の強さを感じました。

 上関原発関係の写真を撮り続けている女性は、島民の人たちが作りあげた仮神殿が、祭りの終わりとともに解体撤去されるまでの様子を写すのだと話していました。

 神楽は一見単純な笛と太鼓の音楽とともに、舞われるものですが、その中にはストーリーもあり、とても面白いのです。鬼の面を被った踊り手が、小さな子どもに近づくと、子どもたちは大きな泣き声を出します。僕も小さな頃、とても怖かったという記憶が今でもありますから、子どもに同情しました。大人たちは喜んで笑っているのですが、子どもにとっては可哀想な恐怖ですよね。特に祝島の女性はとても大きな声を出して笑います。

 しかし仲の良かった何人かの人は、亡くなられたとも聞きました。体調が悪くて家で休んでいるという方もいました。

 岩戸神事の中では、お願いごとをした人のその内容と名前が祭壇の前で神主らによって読み上げられました。そして記念に「鬼の棒」を頂くことになりました。3本の竹に御幣が付けられ、たぶん赤白の扇子だと思われるものなどが、木の皮の紐などで縛られた物です。たまたま、岩戸神事がこの行事だったのです。

今、この「鬼の棒」は僕の部屋のパソコンに向かって右側の机の上に立て掛けられています。「鬼の棒」は当然、上関原発計画を 叩きつぶすものです。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://gomenda4918.blog.fc2.com/tb.php/503-fcdc759c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Appendix

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR