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300から260へ

 「300から260へ」と書いても意味が分からないと思います。3~4日前のNHKのローカルニュースが、「中国電力は平均的な家庭の電力使用量を300kWhから260kWhに下げた」ということを報じていました。

 僕の見た限りでは、新聞でこのことを報じたものはありません。中国電力のホームページを探しても、プレス発表でこのことがタイトルになっているものは在りませんでした。

 調べてみると6月29日に発表した「平成28年8月分電気料金の燃料費調整について」というものの中に、そのことを探すことができました。燃料費調整というのは、財務省が発表するこの5月の貿易統計発表を基に、原油、石炭、LNGといった燃料価格に基づいて、電気料金が安くなったり高くなったりするというものです。

 この発表の中で、○従量電灯Aのお客さまのお支払額について、算定の元となる電気のご使用量を「1月あたり300kWh」から「1月あたり260kWh」へ見直しました。と書いてありました。

 この300から260への書き変えは、電気使用量が減っているということを現していると思います。節電意識と節電電化製品の普及により、電気の使用量が減ってきているのです。だから平均値も下がってきたのでしょう。

 電気を使ってもらって儲けている会社ですから、本音では「どんどん使ってください」と言いたいのですが、いくらなんでもそうは言えないというようです。

 この前まで、中国電力本店には「節電にご協力ください」という懸垂幕が下がっていました。しかし20日に本店へ行った時には、この懸垂幕が在りませんでした。中国経済産業局が「この夏は節電要請を行わない」としました。ようするに使ってくださいということです。

 同じく6月29日というこの日、中国電力は「電力供給計画」というのも発表しています。これを見てまたまた驚きでした。昨年度の8月の電力供給予備率(送電端)がなんと14.4%でした。今年度は19.2%という見込みです。電力使用量の最も多いといわれている夏8月に、19.2%も電気が余っているのです。

 予備率というのは、供給電力量から最大需要電力量を引いて、その余り電力量の割り合いのことです。僕たちは真夏では5%くらいで安心というように教わりました。多くみても8%もあれば、十二分です。それが19.2%、これは余り過ぎです。

 供給計画では、10年後の2025年度の予想も書いてありました。なんとなんとこの時には、22.1%もの予備率を掲げています。言っておきますが、この数字には上関1・2号も島根3号も供給量にないのです。

 この「燃料費調整」も「供給計画」も、株主総会が終わった翌日の発表でした。株主総会終了まで待っていたという、彼らの戦略が見えてきます。



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