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検針員さんを失業させてはならない

 朝方、わが家の小さな庭を覗いていると、女性の検針員さんが隣りの家の電力計を見ていました。僕はてっきり電力メーターを見ているのだと思って、「新電力に切り替えたらスマートメーターになるし、やがて全部そうなるのですねえー」と話し掛けたら、その人は広島ガスの検針員さんでした。

 「私はガスの検針なんですが、ガスもスマートメーターになるのですよ」と言われました。僕はガスもだとは知りませんでした。「えー、そうなんですか。そしたら仕事が無くなるのですね」と話したら、「そうなんですよ。困ります」と、本当に困ったという感じで答えられました。

 スマートメーターになると、検針員さんの仕事は要らなくなります。自動的に会社にその値が送られるようになります。僕は電力の方に詳しいのですが、電力自由化で新電力会社に切り替えたら、その時点でスマートメーターを設置する必要があります。新電力に切り替えなくても、中国電力エリアでは、2023年までにすべての家庭の電力メーターがスマートメーターに切り替わることになっています。たぶん2023年よりも早く切り替わるだろうと、予想されています。

 920メガヘルツ帯という携帯電話と同じくらいの周波数の無線送信機で、電力会社に使用量が通知されることになっています。それも30分間隔で連絡されるのです。

 たぶんガスも同じ形だとは思いますが、電力よりガスの方が自由化が遅れている関係で、少しは遅れるのではという感じでしょうが、遅かれ早かれとは思います。

 欧米などでは電磁波による健康への心配や、30分間隔で電気の使用量が連絡されることへのプライバシーの問題などへの懸念も言われています。スマートメーターは「賢いメーター」ですから、「電力の見える化」や地域的な節電対策などでのメリットも在りますが、問題点も指摘されているのです。

 まあー僕も含めてほとんどの人が携帯電話のような物は常に持っている時代ですから、今さら電磁波による問題は言えないかも知れませんが、すべての家庭に携帯電話が1台増えるという感じになります。ガスもスマートメーターになれば、家によっては2台増えることになるのでしょう。

 しかし何よりも、検針員さんの仕事が無くなるというのは大きな問題だと思います。朝、話しかけた人も失業になるであろうことを一番心配していました。

 全国に何人ほど検針員という仕事をしている人がいるのかも知りませんが、検針という仕事が無くなっても、何らかの仕事を提供して生活を保障する必要があるのではないでしょうか。

 そして何といっても、マスコミは検針員さんが失業になるかもということを取り上げる必要があるのではないでしょうか。自由化では多くの新聞記事などを見ましたが、この問題を取り上げたものは見ていません。

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