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声をあげよう

  「火事場泥棒」という言葉から始まって「ショックドクトリン」という高尚な表現まである、「人の不幸に便乗して稼ぐということ、実際にお金を稼ぐとともに、点数を稼ぐということは往々にしてあることですね。

 熊本・大分の大地震でオスプレイを飛ばして、復旧のための資材や食料などを輸送したというニュース、彼の「本音」がミエミエだからこそ、こういう人は何をやっても、その裏に在るであろう本音を考えてしまいます。

 福島原発事故では、約10兆円近い金が「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」を通じて東京電力に払い込まれています。機構はお金を稼がないので、そのお金の多くは交付国債という借金、原発を持っている電力会社からの出資金です。交付国債も電力会社の出資金もモロに国民の負担になっていきます。

 このお金を使って、ほとんど効果が少ない除染作業が行われています。元請けの大手ゼネコンは、大儲けをしています。地元のバス会社は、福島原発事故で働いている人を運ぶのにこれまた大儲けで、大きなビルを建てたと福島県に住んでいる友人が話していました。

 事故が起ってしまったのですから、収束させるためにお金を使うのは仕方がないことだと思いますが、その大前提は「もう原発はやらない」ではないでしょうか。世界でも有数の地震国ですし、現に地震の影響で福島原発事故は起こったのです。そして、熊本・大分地方ではその真っ最中にあるというのに。

 九州電力は稼働中の川内原発を止める気は無いようです。事実、川内原発での地震動は少なかったにしても、そして川内原発を襲う地震が来ないにしても、多くの市民が感じている不安、心配、恐れ、などが一番の原発を止める要因ではないでしょうか。

 国も九州電力も、やっとの思いで再稼働を実現した川内原発ですから、この際は「何が何でも止めない」という本性が丸見えです。どうせ8~9月には定期点検で停止させることになるのなら、伊方原発を動かして「原発ゼロではない状態」にしておきたいのでしょうね。

 この度の地震が起って、伊方原発の地元の愛媛新聞は、「足元の活断層は今。検証・中央構造線断層帯」というシリーズもの特集を、5回に亘って載せていました。今日で特集は終わりましたが、熊本地震との連動についての危険性を書いていました。

 定期購読している「マスコミ市民」の今月号に、ドイツの神学者で、ヒトラーの教会支配に抗して闘い、逮捕されてダッハウの強制収容所に送られたマルチン・ニーメラー師の、戦後解放されたときの言葉が載っていました。興味深い言葉ですから、是非とも読んでいただきたいために書かせていただきます。

 「ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった-私は共産主義者ではなかったから。社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった-私は社会民主主義者ではなかったから。彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった-私は労働組合員ではなかったから。そして、彼らが私を攻撃したとき、私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」




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