Entries

 核セキュリティサミットから外相会合

 3日間、大阪に行っておりました。公けの用事は3日に開催された、「チェルノブイリ30年・フクシマ5年国際シンポジウム」に発言者として参加することだったのですが、前後を実姉のところに泊まっていました。

 たった3日間なのですが、帰宅すると原稿の直し、ある物を持ってきて欲しい、メールでの返事、溜まった新聞の切り抜きなどなどで、とても忙しくしていました。ということで4月に入って最初のブログになってしまいました。

 3月31日から4月1日の二日間、ワシントンで開催された「核セキュリティサミット」、マスコミ報道は「核テロ防止のために、日米が協力していくことになった」とか、「北朝鮮の脅威に対し、日米韓が協力して対応することを決めた」を大きく報道していました。

 しかし日本が溜め込んでいるとされている、約48トンともの大量のプルトニウムについては脅威ではないのでしょうか。このプルトニウムから、約6000発の核爆弾を製造することが可能なのです。発表された日米の共同声明では、プルトニウムを防護するための秘密情報を共有する方向での交渉を開始するということは盛り込まれましたが、持っていることこそが脅威だと思うのです。

 広島市では10日~11日の「G7外相会合」で、連日警護訓練などが行われています。平和公園の入り口では、10日以上前から24時間体制で警察車両が止まっています。テレビのニュースでも会場になるホテルでは、要人警護のものものしい訓練の様子を報じていました。

 しかし肝心の会合で、具体的に何を決めるのか、決めなければならないのかについては、ぼんやりとしている感じです。核兵器禁止条約についてはどうするのか、NPT体制をどうするのか、日本のプルトニウム保有をどうするのかについて、広島1区選出の岸田文雄外相は何を提案するのか、「原爆の実相を知って欲しい」だけでは、いくらなんでも能がないでしょう。

 今朝、用事で平和公園に行っておりました。何台もの警察車両とともに、要人や関係者が乗るであろうと思われる品川ナンバーの黒塗り車を何台も見かけました。被爆者で、英語でも証言活動をしている知人に会いました。彼女は「今日も外国の人に会ったり、東京のマスコミから外相会合について取材を受けるのだけど、日本の状態を知っているからこそ悲しい、落ち込む、プレッシャーよ」と話していました。

 去る3月22日、プルトニウムを積んだ輸送船が東海村を出港し、アメリカサウスカロライナ州のサバンナリバーに運ばれています。サウスカロライナ州知事は強い拒否の姿勢を示しています。一昨年サウスカロライナ州に行き、そこで会った、現地の平和活動をしている人たちの姿が目に浮かびました。

 そして高速増殖炉「もんじゅ」を、新法人で存続する方針を文部科学省が示したとのことです。率直な気持ち、このままなら外相会合は広島市で開催せずに、福井県の原発銀座辺りで開催されたら如何でしょうか。世界の平和運動を担っている人たちから発せられるヒロシマへの「期待」、それに応えられないことが、大きなプレッシャーになっています。「前向き語り」でなくて御免なさい。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://gomenda4918.blog.fc2.com/tb.php/449-25618c40
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Appendix

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

Extra

プロフィール

省ちゃん

Author:省ちゃん
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新トラックバック