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島根原発が全国ニュース

 土曜日のNHK昼ニュース、なんとなくという感じで観ていると島根原発のことを取り上げていました。瞬間的に「何が起こったのか!」とドキッとしましたが、もうみんな知っているはずの、島根原発の南側にある宍道断層の長さをこれまでの22キロメートルから25キロメートルとし、中国電力が原子力規制委員会に報告したというものでした。

 それにともない耐震基準値がこれまでの600ガルから800ガルに引き上げられ、それに伴いこれまで4000億円を使っていた耐震工事が増え、そして再稼働も大きく遅れるだろうという内容でした。

 新聞はこの「22から25」の問題は、既に2~3か月くらい前から報じていますから、新鮮味のないものでした。報道に慎重な姿勢を持っているNHKですから、正式な発表を待ってかなとも思いましたが今日は土曜、会見があるはずもありません。すぐに中国電力のホームページも観ましたが、この情報のアップもありませんでした。

 まあーそんなことはどちらでも良いのですが、この島根原発2号機の再稼働を進めるために中国電力はいくらのお金を使おうとしているのでしょうか。3年前の株主総会だと思いますが、僕は島根原発2号機の再稼働のための対策工事費を質問しました。その時には1000億円程度というのが回答でした。そして一昨年の総会でも同じ質問をしたら、約2000億円としました。そして昨年は2000億円を超えたという答弁でした。そしたら昨年の中間決算発表の記者会見では、なんと4000億円と発言していました。

 そしてこのたびの22から25に伴う工事で、少なく見積もっても5000億円にはなるでしょうね。僕はいつも比較するのですが、東京五輪の新国立競技場の立て替え工事費の概算が2150億円になるとされ、大ブーイングが起こり白紙見直しになったのは、まだまだ記憶に新しいところです。

 国立競技場では大きな批判が起こったのに、一地方の田舎電力の原発再稼働のための費用が4000億円を超えることが確実になったのに、マスコミも世間も静かです。

 島根原発2号機の営業運転開始は1989年2月10日、電気出力は今の基準では少な目の82万キロワットです。運転開始から先日で27年が経ちました。中国電力は再稼働を進めようとしていますが、何時からという目途も経っていません。そして原発が廃炉になる目途は40年とされています。まさに「たかだが82万の原発で、そしてすでに中高年に仲間入り」をしているものです。

 それに4000億円以上のお金を注ぎ込むという感覚は全く理解ができません。まさに引くに引けない、戻るに戻れない蟻地獄に入り込んでいるようなものだと思います。

 新品の原発も130万キロワット級で、おおよその建設費は4000億円です。自分のお金でないからやれることでしょうが、この4月1日に新しく社長に就任する清水希茂(しみず まれしげ)さん、もっと真面(まとも)なことにお金は使いましょうよ。

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