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独占会社の問題点

 伊方原発のことで愛媛県に行くことが、たびたびあります。愛媛県の海の玄関口は松山観光港です。距離的にみれば松山から広島は近いのですが、海を隔てるということから、それなりに時間がかかります。

 独占会社の問題点を感じるのは、松山観光港からの連絡です。その前に言っておきますが、広島から松山へはスーパージェットという手段と、フェリーという手段があります。スーパージェットに乗れば1時間少しですが、フェリーだと3時間近くかかります。もちろんスーパージェットの料金は高額です。だから僕はよっぽどのことがない限り、フェリーを使います。

 そこで気分が良くないこと。まずそれはフェリーで松山観光港に着いたとき、到着時間の4~5分前に松山市内に行くリムジンバスが出発していることです。リムジンがたびたび来るのなら問題無しですが、次のリムジンは1時間後になります。リムジンの時刻をスーパージェットに合わせているのです。というより、フェリー客に対する嫌がらせだと僕は思っています。

 しかたないから観光港から近い伊予鉄の高浜駅に向かうのですが、バスに乗ればほんの2~3分の距離ですが、バス代金が160円もかかります。高浜駅について伊予鉄電車に乗るのですが松山市駅まで360円、広島市内を走っている広島電鉄の市内電車に少し毛の生えている程度でゆっくり走り、その上1時間に3~4本しかやってきません。

 なぜ海の連絡口である松山観光港に、伊予鉄の電車が直接乗り入れていないのでしょうか。そして伊予鉄からJRの松山駅に行こうとすれば、大手町という駅から歩いて5分くらい歩かなくてはなりません。こういう感じですから、広島から愛媛は近くて遠い場所になるのです。伊方原発のある伊方町には、松山駅からJRに乗って八幡浜に行かなければならないので、本当に遠いと思います。

 伊予鉄という、この地方ではほぼ独占状態にある私鉄が闊歩しているので、こういう状態になるのでしょうね。愛媛に来るたびに気分を悪くすることです。伊予鉄は、この頃「IYOTETSU」というロゴを使っているようですが、「しゃれた」ローマ字とは似合わない体質です。

 独占会社といえば戦後の電力会社は我々庶民にとって、ほぼ独占状態でした。僕たちが中国電力は原発を使っているから、他の電力会社にするということは出来ませんでした。電気料金も言われるがまま、電力会社の儲けも、原発を建設するために湯水のごとく使う工作資金についても、それに対して文句の言いようはありませんでした。

 だから電力会社はその地方にとっては、大きな態度で君臨していたと思います。中国経済連合会という企業の連合組織がありますが、僕の記憶では歴代の中国経済連合会の会長は全員中国電力の会長か社長がやっていると思います。今の会長も中国電力会長の山下隆くんです。

 この独占状態も来年の春から、「電力小売りの自由化」によって崩れることのスタートとなります。かつて電電公社がNTTになった時のように、最初は少しもたつくかも知れませんが、「原発の電気は使わない」という新しい電力会社を選択できるようになって欲しいものです。

 そして「IYOTETSU」も、お客の便宜性を考えて欲しいものです。それでも思うのですが、地元の人がこの不便さを普通のことのように思っている姿が不思議です。慣れというのは、新しい発想を潰すのでしょうかねえー。




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