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上関原発計画の今

 CDで音楽を聴いていたら「時代をかけていいことと、今すぐやらねばならないことがある」という歌詞が聞こえてきました。朴保(パク ポー)さんの「今こそ流れを変える時」という曲です。彼らのグループの公演を横浜市で聴いた時に、購入したCDでした。

 上関原発の建設計画は「3・11」で計画地の埋め立て工事が凍結となり、来年で5年となります。上関町には中国電力の上関原子力発電所準備工事事務所というのがあり、所長・副所長のほか総務・広報・渉外・立地・土木環境の部門があり約50人の人が働いています。町内には単身者の寮や家族持ち者の社宅もあります。

 今年の株主総会で祝島から出席された株主さんが、祝島に「得たいの知れない」人が泊まっているので、その人に「あなたはどこから来たのですか」と訊ねたら、その人が「NTTから来たのです」と答えたので、「名刺をください」と言ったら「持っていません」と答えたという「事件」がありました。本当は中国電力の社員でした。このことは、「省ちゃんの前向き語り」でも書きましたので覚えている方もあると思います。

 この事件以降も、祝島へは中国電力職員が「理解を得るため」として通っているようです。今度はNTTいうように嘘を名乗るわけにはいかないので、正々堂々と中国電力と言ってるそうです。しかし島にある旅館には泊まらずに、推進派の家に泊まっています。

 そして主な仕事としては、共有地の共有地主への工作を行い、共有地主の持っている持分(権利)を中国電力が購入しているのです。僕が調べたところ土地の課税に関するものなどに出ている値段の、約200倍の価格で購入しているということも明らかになりました。

 それとやはり、漁業補償金を受け取るようにとの工作もやっているとのことです。

 まあー事務所にいる約50人の職員も、「ただ飯」を食うわけにはいかないでしょうし、何かやっておかないとという感じで仕事をしているようです。

 中国電力社内の雰囲気も「もう上関原発はないだろう」という感じですが、国が決めた「2030年の原発比率20~22%」というエネルギーミックスのことが頭にあり、「引きたいけど引けない」というものではないでしょうか。

 かつて同じく山口県で計画のあった豊北原発計画について、まったく無理が分かっていたのに「国の計画にある」ということで、事務所を長い間、維持していたことがありました。上関原発の事務所も、せめて職員を10人くらいにして、白紙撤回の時を迎えてほしいものです。

 しかし忘れてはいけないこと、それは原発計画の中で「人のつながりを引き裂いたこと」です。そしてこれまでにいくらの金を使ったでしょうか。この責任が問われないままでいることは許せません。



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