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地球温暖化防止と経済成長

 COP21(国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議)が始まりましたね。安倍晋三くんも開催地のパリに到着したようです。テロ事件の直後ですから大厳戒態勢です。パリでは環境保護団体が「地球を救え」と連呼しながら約2㌔にわたる「人間の鎖」をつくったそうです。

 どうも好きになれない安倍くん、安保法を成立するためにこの法律の「意義」について、「国民の命と平和な暮らしを守る」と話していました。しかしこれを強行採決した直後からは、国民の目をそらせるためにか「経済政策を最優先する」と言明しています。

 政治家や経済界の中には、「地球温暖化防止も大切だけど、それは経済成長の妨げになる」という意識が強いですね。そして温暖化防止は地球全体の課題ですから、「自分ひとりくらい抜け駆けをしても…」という気持ちになるのでしょう。

 しかし日本はこの小さな島国で2012年の数字ですが、中国・米国・インド・ロシアについで5番目の二酸化炭素排出国です。一人当たりの排出量では、米国・カナダ・韓国・ロシアについで5番目の排出量です。そして日本が、2030年度までに削減するとした目標値は、2013年度に比較して26%を減らすという数字を出しているようです。

 僕は削減の基準というか元になる年は、1990年にすべきだと思います。もうたくさん出すことが定着している、2013年ではいけないと思います。90年比で40%を減らすことが目標にされるべきです。世界中から、日本のことを、温暖化対策交渉の足を引っ張る国だと強い批判が出ていることを忘れてはなりません。日本の政策に本気度が感じられないのです。

 広い地球で、二酸化炭素排出量の半分以上をたった6か国が出しているということを肝に銘じるべきだと思います。そして地球温暖化の被害の多くが発展途上国に及んでいることも本気で考える必要があります。

 エコロジカル・フットプリントというのが在りました。今の生活を維持するためには、地球が何個いるかを国ごとに示したものです。環境省が作成したもので2006年という少し古いデータですが、食料や燃料などを維持するために必要とする地球の数です。日本人では地球が2.5個必要となっています。米国は5.4個とダントツですが、世界平均では1.25個だそうです。
 このエコロジカル・フットプリントには生態系負荷度という数字も出ていました。国ごとの資源消費量とその国の自然生産能力を面積で換算したものです。日本の資源消費量は4.3/人で、自然生産能力は0.8/人というものです。ちょっと分かりにくいかもしれませんが、グラフで見るとよく分かります。「身の程知らず」を戒めるデータだと思います。

 要するに、私たちは地球に負担をさせないで生活をしていくことを考えなければならないという忠告です。国連の潘基文事務総長が「COP21に期待すること」というものを新聞に寄稿していました。
 その中で「全てのおじいちゃんと同じように、私は自分の孫たちに美しく健全な地球が与えてくれる恩恵を享受してほしいと願うからだ。また、全ての人と同じように洪水、干ばつ、山火事が激しさを増し、島国が消え無数の種の生物が絶滅していくのを目にするのは心が痛む」と書いています。


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