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これでは不正を繰り返す

 中国電力の不正なデータ改ざん事件、もう忘れたという人は「省ちゃんの前向き語り」ファンの皆さんならおられないと思います。島根原発での放射性廃棄物の処理に関して、流量計の定期的な校正を実施せずに、否、していないばかりかデータを改ざんして報告していたという事件です。

 この不正事件についての中国電力内での調査報告書がまとまり、9月5日に松江市で開催された「第13回原子力安全文化有識者会議」で報告されました。前回のこの会議は今年の2月に開催されていますから、7か月ぶりの開催です。その資料も中国電力のホームページに載りました。

 ホームページに載っている会議の様子の写真を観て、まず「えええー。およよー」と思ったのは、中国電力側の参加者がほとんど作業服を着ていることでした。それも新品の物でした。色の名前に詳しくないのですが、青色に緑を混ぜたようなあれです。島根原発の現地視察などの会議では作業服姿もありますが、部屋の中での有識者会議では、中国電力側参加者が作業服を着ているのは見たことがありません。これまでは全員背広姿でした。

 「形から入る」のが好きなこの会社ですから、不正事件が放射性廃棄物の処理に関する内容ですし、現場のリアルさを表すために、作業服にしたのでしょうね。誰が作業服を指示したのか分かりませんが?

 会社がいちばん言いたかったのは、「組織的な関与は無かった」ということだと思いました。「組織的で無かった」ということは、責任をその担当者個人になすりつけるものでした。

 しかしこの業務の流れを視ていると、計画⇒発注⇒作業票手続き⇒点検⇒作業終了後の手続きと、多くの人、多くの部署、そして実際に作業を行うメーカーと言われているところなど、この流れをすり抜けるように不正が通ったことなど常識では考えられない間抜けというか、それこそが組織的な犯罪です。

 担当者36歳が、「不適合だと知りつつ言いだせなかったのは、自分の評価を下げたくない。自分で何とかしたいという気持ちであった」としている部分など、まさにハラスメント(嫌がらせ)だと思います。

 担当者の上司と思われる管理者の問題についても触れていますが、「調査報告」なら、最低限は上司のこの分野における経験年数などを書くべきではないでしょうか。

 それと何と言っても、またもやという感じの自治体などへの報告遅れの問題です。新聞の「中電、自治体へ報告遅れ」という大きな見出しで書いていたのを、忘れたのでないでしょうか。6月25日に開催した株主総会にはとっくに分かっていたのに、総会終了まではひた隠しにしていました。不正が発覚した直後の新聞は、「23日から担当者が「体調不良」として休んだため、原因が把握できたのは25日だった」と書いていました。この「体調不良」問題について、報告ではまったく触れていません。

 5日の「有識者会議」も、たったの2時間20分です。儀式だけの会議だったのではとも疑いたくなります。これで幕引きにしようとするのでしょうか。このままで再稼働などもっての他です。僕は予言しておきます。5年以内に必ず同様の不正が起こることを!

 時間の在る方、この報告は中国電力のホームページから「更新情報」に入ればすぐに分かると思います。ぜひご覧になってください。

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