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「くびれ」がほとんど無くなった電力需給

 連日、最高気温が35度を超えるという、まさに酷暑ですね。年齢とともに暑さも寒さも余り感じなくなった傾向ですが、この暑さは堪えます。

 にもかかわらず、電力需要量は思ったほど伸びません。今までのところ、中国電力管内のこの夏の最高電力は、8月6日14時~15時の1076万kwとなっています。去年は7月25日、15時~16時で1061万kwでした。去年の場合は8月になってからは雨が多く、あまり温度も上がらなかったのは記憶にあると思います。しかし、7月は結構それなりに暑かったです。

 これまで最高電力は、「エアコンを使って高校野球」というのが定番でした。本当は企業の電力使用が大きく影響しているのですが。それというのも、お盆に入れば急激に電力使用量は減りますし、土日も下がりますから。なんとかして最高電力を上げることで、原発の必要性の根拠にしたいのが本音の電力会社ですから、お盆明けの残暑に期待をしているようです。

 しかし電力使用量が上がりませんね。僕が手元に持っているデータを視ると、2010年8月20日14時~15時に1201万kwというのがあります。福島原発事故の1年前のことです。それから11年~14年まで電力の使用量は大きく下がりました。節電意識が強くなったこともあるでしょうが、最近では家庭で太陽光発電を利用する人が多くなったのもその理由ではないでしょうか。

 それを裏付ける傾向として、1日の中での電力使用量の動きに大きな変化が無くなったことで視ることができます。これまでは、日の出前に使用量は大きく下がり、午前10時くらいに午前中の山を向かえて昼休みに下がり、午後2時~3時頃に上がるという傾向でした。そして夕方から夜にかけてなだらかに下がっていくという形でした。二つの山がくびれるように視えたのですが、最近は真夜中に大きく下がる訳でも無く、昼間に大きく上がる訳でもなくという傾向を示しています。

 理由は太陽光発電の普及だと思います。太陽光発電を利用している家庭では、昼間の太陽光の多い時間は太陽光発電が発電をしているので、電力会社から購入する必要がありません。夜になると太陽光発電が止まるので電力会社から購入するということで、1日間の電力会社からの需要量がなだらかになったのだと思います。

 家庭での蓄電装置が普及したら、否、普及させる政策を積極的に行ったら、ますます自前で発電するようになると思います。風力やバイオマスなどの再生可能エネルギーも普及させると、大発電所を建設する必要性は無くなると思います。ましてや原子力発電など、どう考えても必要な理由を見いだせません。
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