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上から下からの広島県

 こういう自治体はたぶん無いのでは、と思います。それはわが広島県です。広島県が、島根原発からの避難者16万8900人受け入れることになっていることは、このブログでも書きました。橋の通っていない大崎上島町を除く全ての市町です。こんどは伊方原発からの避難者も受け入れることになりました。

 6月10日に広島、山口と四国4県、そして大分県、合わせて7県の防災担当者の会議が開かれ、広島県は伊方原発避難者も受け入れることになりました。これまでは、愛媛県内と大分、山口の両県に逃げることが決まっていましたが、プラス四国の残り3県と広島県でもと決まりました。

 広島県のどこで何人、どこの施設で、どういう避難ルートでということは全く決まっていません。先日の新聞でも「島根原発に続き伊方も避難先に 広島県対応まだ白紙 ルートや施設、課題山積」という大きな記事が載っていました。まさに「上から下から」という広島県です。

 伊方原発から広島県境までは約60㌔、島根原発からは約50㌔です。両方の原発で、同時に避難をする事態はたぶん起きないだろうとも思いますが、可能性がゼロとはいえません。

 「原発事故で避難は現実的か?」という問題は横に置いていても、広島県の対応が決まっていないのに、伊方原発3号機の再稼働について原子力規制委員会がOKとしたのは、まったく納得できません。

 そして愛媛県知事も当の伊方町長も、どちらかというと再稼働に前向きです。何よりも広島県知事が何にも言わずに、再稼働の動きについて知らんぷりをしていることが理解できません。

 広島県と四国の間には橋はありますが、瀬戸内海という海を隔てています。

 この間の原発再稼働をめぐる自治体の動きを視ていると、「他人事」という思いを強く感じます。
 「たぶん福島原発事故のような事故は起きないだろう」「起きるかも知れないが、広島県が関わることはないだろう」「広島県が関わることがあるかも知れないが、自分が働いている時にはないだろう」という、根拠のない「ないだろう」の楽観的というか脳天気な姿しか感じられません。

 広島県で避難を担当する県庁の危機管理監の新聞コメントは、「隣県での有事で連携するのは必要なことだ。これからしっかり協議を進めたい」としているようです。せめて「避難計画がキチンと決まらずに再稼働はありえませんよ」くらいは発言したらと思います。

 島根原発からの避難者で、広島県の人口は5.9%増えることになっています。神石高原町では21.3%増えます。伊方原発からのは決まっていません。そこまでしても「原発が必要」をいう人に、その本音を聞きたいのですが。やはり「ないだろう」が根底にあるのではと思うのですが。

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