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七夕の思い出

 新聞の投書欄に、71歳男の人と思われるのが目に留まりました。「質素な生活懐かしく」というタイトルで、投書者が子どもだった頃の生活を書いておられます。

 裸電球の下で座って輪になっての食事。かやぶきの家で、天井から虫が落ちてきたこと。五右衛門風呂のこと。川の字に並んで寝たこと。テレビの洗濯機もなかったこと。しかし、どの家も同じような生活だったので、不満に思うこともなかった。と。

 それでも、そこには今のような殺伐とした世の中とは違った楽しさがあり、何か希望や夢が持てたように思う。とも書いています。

 僕の子どもの頃の思い出といえば、どの家にも煙突があったということです。どんな豪華な家でも煙突はありました。風呂で、煮炊きようのカマドなどでも、どうしても煙突が必要だったのでしょう。

 紙にしても木材類なども、燃やすことができました。煙突があるからです。「焚き火だ、焚き火だ、落ち葉たき」という歌詞の「たきび」という児童歌謡がありました。今、僕が住んでいるところでは、たきび自体が禁止されているそうです。

 ちょっとした紙きれでも、ゴミ収集用の袋に入れて決まった曜日に出さなければいけません。子どもの頃は、焼いた後の灰は油汚れや黒くなった鍋の下などを洗うのに使ったという記憶もあります。

 前置きが長くなりましたが、七夕が来ると思いだすのは、小学校の2~3年生頃のことだと思います。当時、わが町にもあった有楽座という映画館に母と一緒に映画を見に行き、夜の帰り道で星を観ながら母から聞いた七夕の物語りです。

 その映画館はとっくに無くなりましたが、母が話した道・場所は今でも鮮明に覚えています。あの夜の星は本当にキレイでした。七夕で夢が叶うのなら、夢でもよいからあの時、あの場所、あの会話に戻ってみたいものです。

 あの頃のわが家は、わら屋根のボロ家でした。それでも、思い出で嫌なものはありません。


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