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娘夫婦の愛犬が死

 娘夫婦が育てている愛犬の一匹が死にました。1日の夜、山口市から帰宅途中にメールで知らされました。僕はすぐに電話をしました。娘は泣いていました。

 娘らにとっては、旅行に行くのもその第一条件は犬同伴OKの宿泊先でした。そんなに可愛がっていた愛犬でしたから、その落ち込みぶりは相当なもので、「火葬するのは可哀そうだから、埋めてやる」と、同じ犬好きのいとこの家まで行って、泣き別れをしたようです。

 いとこも最近愛犬が死んだようで、娘に「お母ちゃんやお父ちゃんが死んだ時より、犬が死んだ時の方が悲しかった」と話したようです。「なんたる事」とそのことを聞いた時は思いましたが、分かるような気がしました。

 世界中の何億人かの人が急な事故などで死んだとしても、育てている愛犬の死の方が、悲しいのも分かります。それが「愛情」なのでしょうね。

 僕はメールで「人間もだけど、これで納得という死に方はなかなかないよ」ということを伝えました。戦争、テロ、交通事故、殺人、そしてこの前の新幹線内での巻き添え死などは、どう考えても納得出来ない死だと思います。そして最近はこの納得出来ない死が、多くなったように思います。

 今朝もニュースを聴いていると、アフリカのナイジェリアで約200人の市民が殺害されたという事件を報じていました。こういう事件が多すぎると、一つ一つの事件を、すぐに忘れてしまいます。「納得出来ない死」が増えることは、人も含めあらゆる生き物も命が軽んじられていることだと思います。
 その最たるものはやはり戦争による死でしょうね。安倍政権が強引に成立させようとしている「戦争法案」は、その前の努力を考えずに「死を前提に」外交を考えているようで、どうしても納得できません。

 話しは変わりますが、山口地裁で行われた上関原発スラップ訴訟での本人尋問で、上関原発に反対する祝島島民の気持ちをしっかりと話された橋本久男さん、尋問が終わってからの報告集会で話された橋本さんの顔を見ながら、僕はすでに亡くなられた橋本さんの両親のことを思いだしていました。

 上関原発に反対する強い気持ちとともに、人の心をまとめるための包容力も持っておられた人でした。今年で33年になる上関原発反対運動ですから、多くの人たちとの出会いと別れもありました。その中でも忘れることのできない人です。

 娘夫婦も愛犬のことは、いつまでも忘れないで心に留めておいて欲しいと思います。僕の中にも母と姉はいつまでも存在し、「褒められたい。悲しませたくない」という思いで日々の暮らしをしているつもりですから。

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