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修学旅行生を案内

 5~6月、この時期は広島を訪れる修学旅行生が最も多い季節です。特に中学生が多いと思います。昨日、鹿児島市の中学生の平和公園慰霊碑案内をしました。

 5月だというのにとても暑い日で、何はともあれ熱中症にならないようにと気をつけました。集合は原爆の子の像前。中学生たちはこの像の前で式典をしていました。平和の歌を唄い、持参した千羽鶴を捧げ、黙とうをしていました。引率の教師を含めて総勢150人くらい、これに案内係は15人、一人10人が相手です。これくらいの人数を案内するのが良いですね。

 僕は原爆の子の像⇒韓国人原爆慰霊碑⇒供養塔⇒原爆ドーム⇒爆心地⇒原爆慰霊碑の順番で案内しました。今は中学2年生で修学旅行をするそうです。案内したのは、女子生徒。あどけなさも残る可愛い生徒でした。

 2泊3日の行程で、1日目はスペースワールドに行って宿泊は山口市の湯田温泉に泊まったそうです。2日目に広島に来て、広島に宿泊して明日は帰るというものです。

 一番気になるのは、小遣いでした。3日間で1万円です。僕の中学生時代を思いだしていました。たぶん2千円だったと思っています。京都、奈良、大阪という関西の旅でした。今から半世紀前が2千円ですから、1万円というのはそんなに多い額ではありませんね。

 原爆の子の像は、2歳で被爆し白血病になった佐々木禎子さんをモデルにして作られたものです。単に佐々木さんのことだけでなく、子どもたちが放射能の被害をこれからも受けないようにと、チェルノブイリ事故のことや福島原発事故のことも話しました。ついでに、みんなの住んでいる川内原発のこともチラッと触れました。ちょうど朝刊に「川内原発7月に再稼働」という記事もありましたから。残念ながら生徒たちは川内原発には興味を示してくれませんでした。考えてみれば、チェルノブイリだって当然生まれる前の出来事です。

 案内時間は1時間30分ということでしたので、長い時間を掛けることができませんでしたが、僕の家族と原爆との係わりも交えて70年前の被害を、今の中でどう受け止めるかも話したつもりです。

 例えば原爆ドームが世界遺産に決まった時に、どの国は賛成しなかったかを話しながら、この前のNPT会議で世界に指導者に広島に来て欲しいという文書をどの国が反対したかなども。

 韓国人原爆慰霊碑の前では、プロ野球選手でただ一人被爆者だった人がいること。日曜朝のサンデーモーニングで“喝”と叫んでいる張本勲さんですが、張本さんの話しも交えていました。引率の教師さんは、サンデーモーニングを知っていましたが、生徒たちは観ていないようです。

 それでもそれなりに質問も出てきました。大人では言わないような、奇想天外な質問です。こういう出会いは楽しいですね。生徒たちが大人になった時、この広島修学旅行はどんな形で思い出に残るのでしょうか。

 短い時間でしたが、久しぶりに楽しい時間だったように思います。

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