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小津映画を観て

 僕は映画好きで、近くのTSUTAYAでは常連です。特に金曜日は60歳以上は旧作1本無料ですから、ほとんど毎週行ってます。

 以前からですが、日本映画では小津映画や黒澤作品を観ています。木下恵介も好きです。好きな女優を挙げろと言われたら高峰秀子ですから、これらの監督作品に高峰秀子さんがたくさん出演しているからかも知れません。

 先日、1961(昭和36)年の「小早川家の秋」という小津映画を観ていました。小津安二郎は1963年に亡くなっていますから、数ある映画のなかでも終わりに近い作品です。

 映画では家屋、家の中の椅子や机、ウチワや扇子、そして主人公の仕事である酒屋、酒屋の中では従業員が使うソロバン、子どもの玩具、そんな物をたくさん観ます。そこで思ったのですが、これらの中に元々の原料が石油というのは一つもありませんでした。ほとんどが木です。

 家屋の塀も廊下も全て木製品だと思いました。僕の部屋では、「あえて」という感じで木製品を使っているつもりですが、計算は電卓を使うし椅子や書棚の元をたどれば原料は石油ですね。

 ホームセンターなどで売っている家具も、見た目は木のように見えても、合板に木をデザインしている物が貼り付けてあるので、これも石油ですね。
 もちろん当時はエアコンも在りません。ウチワや扇子で涼を受けていました。そして、家そのものが木で出来ているし密閉されていないので、それだけでも、涼しさを感じます。

 飲食をしているシーンもありますが、テーブルに載っている刺身が今より新鮮にすら見えました。汚染されていない分、魚も新鮮だったに違いありません。

 先日のブログにも書きましたが、電力問題を議論する時に石油が後何年採取できるかという事を言われます。「石油が無くなるから原子力を」という脅しにも似た宣伝です。
 石油は後300年ともいう説がありますが、その後に原発を使うようになったとしても、並行して原発を使うにしても石油が無くなってしまえば、今の石油漬けの社会では玩具も椅子も机も家の壁もどうするのでしょうか。原子力で椅子も家の壁も作れません。分かりきった話しです。

 「木の感覚」というのが、今さらまたという感じでブームのようにもなっています。

 木や竹といったような植物は、太陽の光と水といった自然のエネルギーが在れば何時までも、いくらでも作ることが可能な物質だと思います。1961年といえば、ほんのこの前のことですよね。



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