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見た目だけで良いのでしょうか!

 集会などを開催した時、何人集まったというのが評価の基準になるのは当然かもしれませんが、そればっかりではないと思います。マスコミも何人というのにとても感心を持っているようですね。

 4月末から5月始めに掛けて国連で開催される「NPT(核拡散防止条約)再検討会議」にも、被爆者を始めたくさんの人が訪米することになっています。しかしNPTと日本の関係、核兵器禁止に対する日本政府のスタンスをしっかりと勉強して望まないと、時差ボケと疲労だけでまさにお金をドブに捨てるような旅行になってしまうのではないでしょうか。

 長い間こういう問題の活動に関わっているから言えるのだと思いますが、様ざまな課題にとても熱心に取り組んでいる人を何人も知っています。最近の平和運動を見ていると、どうもこういう個人として熱心に取り組んでいる人を軽視しているように思えてなりません。

 熱心に取り組んでいる人は知識もあり、多くの国や人たちとのネットワークを持っています。しかしどちらかというと、お金は持っていません。人集め(動員)力も余りありません。

 しかしこういう人を、組織は大切にしなければならないと思います。育てるということです。育てるためには、必要なお金や場も提供してあげることです。そういう度量が必要ではないでしょうか。

 いつまでも見た目の形だけを考えていたら、形だけで中味の無いものになってしまうのではないでしょうか。いわゆる「動員(ドウイン)」では本物でないことを見抜かれてしまいます。

 日本では大組織である労働組合の動員によって、平和運動もその他の社会運動も「形」が造られてきました。まだ労働組合に余裕があった時は、それなりに熱心な人に支援も行われてきたと思います。

 しかし、今では労働組合も自らのことだけで精一杯という感じで、ますます「形」だけのみになっているような気がしてなりません。これでは日本の平和運動、社会運動の先の暗さを思わざるを得ません。

 年度末、多くの人たちが入れ替わる時です。東京に事務所がある原子力問題を扱っているNPOにいる友人が、定年で退職することになりました。後継者がいるのなら、定年も良いかもしれません。であっても、その人に給料は払わないにしても、最低限の活動のための実費くらいは出して、支えるべきではないでしょうか。まさに「人材」です。人材は「一朝一夕」に造られるものではありませんから。

 僕も数回アメリカなどへ行って現地の平和運動団体と交流をしたことがありますが、集まってくるのは問題意識を持っている「個人」の集まりです。
 戦後70年、日本も「形」の時代から「個人」の時代に移る時ではないでしょうか。

 ついでにひと言、NPT検討会議の事前勉強会の講師としてマスコミ人の名前が挙がっていました。僕は元マスコミ人というのなら許せるのですが、現職のマスコミ人は講師を頼むべきではないと思います。マスコミの中立性ということを考えると自分の考えを話すとは思えませんし、話せないと思います。
 個人として、NPT問題に熱心に取り組んで勉強している人を何人も知っています。こういう人にお願いしたら、中味のある勉強会になるのではと思うのですが。どうでしょうか。

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