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考えられない買収金額

 なんでもないただの石ころを100万円で買いたいという人が現れたら、嬉しいでしょうね。買いたいと言う人の頭の中を心配することになるかも知れません。
 その石ころが、特に思い出になるものなら、こういう値段が付くこともあるでしょうけど。例えば、愛する人の記念品だったりとか、戦争で死んだ息子の遺品とかいうものだったりとかでは。

 1平方メートルの土地の値段が、固定資産評価額では5円少しの値段しか付かない物を、それを約250倍の値段で買いましょうと言われると、僕だって心は動きます。「僕だって」ではなく「僕だからこそ」と言った方が正しいかも知れません。それも愛着もなにもない土地だったら、間違いないと思います。「原野商法」に騙されているのかもと疑うのが普通でしょう。

 中国電力が上関原発建設予定地で、これまで土地をどれだけの値段で購入していたのかということが明らかになりました。原発計画地ですから、宅地でもありません。草ぼうぼうの山林です。

 普通住宅を建てる宅地は、評価額も高いです。税金を掛ける時の基準にするのを「路線価」ともいったりしますが、場所によって値段は違います。田や畑もそれなりですが、山林・原野になると1平方メートルの値段は5円そこそこなのです。

 その山林の値段が、約259倍の1,450円で買っていたのです。住宅のように土地面積が200平方メートル程度でしたら、1,450円でも大した額にはなりませんが、山林といったものは一筆当たり何千平方メートルというのもあります。

 売買価格というのは、当事者間の「売りたい」「買いたい」で決まるものですが、やはりそれなりの「適正値段」というのが在ると思います。

 不動産業者などから聞いた話しですが、だいたい評価額の1.3倍くらいが売買価格になるということです。それが約259倍というのは異常な値段と言わざるをえません。

 中国電力は上関町の町道の整備をしています。「3・11」によって原発計画が中断しているという事態にも関わらずです。そのための土地買収価格も原発建設計画地と同じ額を出しているというようですから、こんなことが許されてよいのか強い疑問があります。

 言っておきますが、このお金は苅田知英社長のポケットマネーでないことは当たり前、みんなが払っている電気料金です。「ここで怒らずして何に怒る」という気持ちです。

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