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国会の傍聴

 2月10日、国会を傍聴しました。忘れもしない初めて傍聴したのは19歳の時です。その時の総理大臣は佐藤栄作で、衆議院本会議の所信表明演説だったのを覚えています。
 それ以来ですから47年ぶりです。19歳の時には間に入って手続きをしてくれた国会議員さんも居なかったので、結構面倒臭かった記憶があります。

 この度は知り合いの議員さんにお願いした関係からすんなりとできました。傍聴したのは決算委員会です。

 まず思ったのは、傍聴券が演劇かディズニーランドの入場券かとも思われるようなカラー写真が印刷された立派なものでした。そして次に驚いたのは、警備の警察官だと思われる人の笑顔と親切な対応です。ニコニコと笑って「ようこそ」という感じでした。「やあー久しぶりなんですよ」と話しかけると「そうですか、ありがとうございます。終わったら新幹線でお帰りですか」とまで。しっかり広島から来ているということは知られていました。

 階段を降りてぐるっと回って、少し歩いてエレベーターで上にあがって、また少し歩いて、またまたエレベーターに乗って、あの赤いじゅうたんの廊下を歩いたら第8委員会室の傍聴者入口でした。まるで迷路です。それぞれのポイント部分には警備の人が立っていて、みなさんニコニコと笑顔で応対。もちろん荷物は全て専用のロッカーに、筆記用具やハンカチなどはOKですが、全て出してチェックされます。そして飛行機と同じ金属探知機を通ります。

 決算委員会では自民党の若い議員が、原発の必要性をしつこく迫っていました。「原発のことをトイレの無いマンションだとかいう人もいるけど、火力発電所から出てくる二酸化炭素なども同じだ」というのには、さすが驚きました。後で知れべたら、福井県選出の議員でした。

 大臣席には農林水産大臣と復興大臣や、その副大臣クラスが座っていました。政府委員席にはあの田中原子力規制委員長がいました。本物を見たのは初めてです。

 質問や答弁を含めて持ち時間が決まっています。一人当たりの時間は自民党が40分、民主党は35分、公明・共産は30分、社民党は20分というように細かく分けられています。共産党は一昨年の参議院選挙で議席を伸ばしたから、30分になったのでしょうね。

 面白かったのは質問者が交代すると、廊下に待機していたであろう政府委員に政府委員席ががっぽりと入れ替わることです。政府委員とはいわゆる官僚です。そんなにたくさんの官僚を連れてこなくても、大臣や副大臣、次官くらいで答弁できるだろうと思うのですが、20人くらいの政府委員が来ています。そして、大臣クラスが答弁するマイク席と官僚が答弁するマイク席が違うのも面白かったです。

 これだけの官僚を引き連れてくる姿を見て、「こりゃ議員、君たちがどんな難しい質問をしても何でも答えてやるぞ」という態度に思われました。そして官僚たちが若いのも驚きでした。

 質問する女性議員のスーツが、黄色やピンクといった派手な色だったのも、また発見でした。一人あの藤圭子に似ているのには「へえー」でしたが近づいてみたら、そうでもありません。服装と髪型が似ていただけでしたが。

 そして傍聴席、前側の席は記者席ですが記者の数は4~5人。それから議員が替わる度に、一般傍聴者がズラッと入れ替わることです。いちばん傍聴席が増えたのは共産党女性議員の質問の時でした。議員も傍聴席を相当意識して質問をしていたように思いました。

 次の待ち合わせの時間が近づいたので、最後の社民党吉田党首の質疑前には退席せざるを得ませんでした。警備の人が「この入場券、どうぞ記念にお持ち帰りください。またどうぞお越しください」なんとも丁寧です。

 つまらない映画を観たり、本を読むよりも、国会傍聴は楽しいですよ。なんといってもタダ(無料)ですし。



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