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こんな決め方は許せない!

 1月22日のブログ「20パーセントという数字」でも書きましたが、原発比率を含む2030年の電源構成(エネルギーミックス)を話し合う経済産業省の作業部会が1月30日から始まりました。

 僕は「有識者会議」が4月になって議論を始めるということを何かで見ていたようだったので、「あー4月からか」とまだもう少し先と思っていました。
 30日の会議は、これからの電源構成を検討する「長期エネルギー需給見通し小委員会」と、検討結果を報告する上部組織「総合資源エネルギー調査会基本政策分科会」の合同で開かれています。

 検討する委員は坂根正弘・コマツ相談役を委員長に14名で構成されています。「コマツ」とはブルドーザーを造っている小松製作所のことです。そしてこの坂根さんは広島市生まれで、原爆投下の2か月前に島根県浜田市に疎開していたという人物で、広島生まれの浜田育ちです。

 委員の名前を見て「よくもまあー原発好き人間」をかり集めたわという顔ぶれです。電力業界などがお金を出している公益財団法人・地球環境産業技術研究機構から二人も選ばれています。

 作業部会がスタートする前に新聞やテレビは「原発割合20%」という報道を行っていました。「慎重」な報道が売り物のNHKですら、1月26日8時31分にウエブサイトに「『原発割合20%以上』で検討へ経産省」という記事を載せています。こんな先走り報道にも首をかしげます。

 経済産業省が「20%」と決めてこの作業部会を開き、NHKも「20%以上」と先走って報道していて、自らの「特ダネ」の20%以上を批判することが出来るでしょうか。

 僕はあの民主党政権の時をほとんど評価しませんが、一つだけ評価するとしたら「革新的エネルギー・環境戦略」による原発比率議論を慎重に丁寧にやったということです。原発割合について選択肢を出して世論を聴き、全国各地で討論会も行いました。残念ながら「2030年代の原発ゼロ」を閣議決定できなかったという最後は「オヨヨ ヨー」になりましたが。

 この度の政府の決め方は許せないと思います。20%という数字が決まったら、まさに「福島原発事故など無かったかのような」原発復活の流れです。これから行われる3段階の「電力事業の自由化」プロセスの中で、電力会社の本音を無視して上関原発建設の流れも考えられます。

 この「20%」の報道に合わせたように全国ネットの民放テレビ番組で、上関原発が扱われた放送がされていました。インタビューに答えた推進派の代表者は「ぜひとも建設して欲しい」と話していました。

 アベシンの常套手段ではありますが、自分の取り巻き者を「有識者」として決めること。こんなやり方で、この国の将来を決めようとすることは絶対に認めることができません。


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