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社会的責任

  「企業の社会的責任」ということを、ここ10年くらい前から強く言われるようになってきました。英語では、Corporate Social Responsibilityと書きます。この頭文字をとってCSRですね。

 昨年の3月末まで勤めていた職場でも、CSRは何度も聞かされました。年に1度か2度は研修会というか勉強会も行われていました。会社のホームページを開いてみると、「CSR憲章」というのを読むこともできました。たぶん99パーセントの職員は読んだ経験は無いと思いますが。

 僕のCSRの解釈は、企業がその儲け活動だけを行うのでは無く、社会的な存在として消費者や地域社会、株主などに責任を負うことだと思っています。法律違反とまではいかなかったとしても、倫理上の責任を問われることを指していると僕なりに理解しています。もちろん法人としての企業が法律違反を行えば、法律違反による責任が問われるのは当然だと思います。

 「中国電力企業倫理綱領」というのが在ります。この会社では、俣野川ダム測定値改ざん、島根原子力発電所の点検項目を実施していなかったことなど多くの問題を起こし、この反省からコンプライアンス経営の推進を掲げ、役員の率先垂範のもとに作られました。

 島根原子力発電所PR館の前庭には、風化防止モニュメント「誓いの鐘」というのが置いてあります。2010年3月の島根原発の不祥事についての再発防止策を定めた最終報告書を提出した6月3日を「原子力安全文化の日」と定めて、この鐘を作りました。ほとんど毎年、社長も来てセレモニーをしています。その誓いの言葉を紹介しておきます。
「安全と品質の確保を最優先に、業務の確実な遂行とわかりやすい情報発信に努め、安心していただける発電所にすることを誓います」です。

 中国電力は上関町でも、CSRに触れることを何度も起こしています。その極め付けは、1987年の町長選挙で行われた中国電力社員の不正転入事件だと思います。不正転入をした当人は公職選挙法違反という刑事責任を負いました。当然中国電力自身のCSR違反というのは在ると思いました。しかしこの時の中国電力幹部の開き直り発言は「社員が勝手にやったこと。会社としての指導は何も無い」というものでした。これはCSRには違反しないと言えるのでしょうか。

 企業の社会的責任とともに、個人にも僕たちのような市民団体や住民団体にも社会的な責任というのは在ると思います。

 法律違反では無いが、社会的な責任が、そして人間としての倫理上の責任というものだと思います。簡単なことですが、資料が欲しいと言われて送ってあげても返事をしない、頼んだことの途中経過の説明がされない、約束の時間が連絡無しで守られない、といったものです。
 大切なのはレスポンスだと思います。レスポンスは反応とか応答という意味です。僕にも全く身に覚えのないことだとは言えませんし、大いに反省したこともあります。

 しかし一方で、メールだけの依頼というのはどうだろうかと首を傾げることもあります。電話一本くれたらOKにもなったことが、文字で返さなければならないメールというのは、どうしても曲がって伝わることも在り難しいものです。やはりコミュニケーションの「いの一番」は言葉だと思うのですが。

 こういう事を言ってるのは、60歳超えのアナログ人間の時代遅れの話しでしょうかねえー。

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