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高倉健さん

 高倉健さんが亡くなりましたね。人の心を演じられる俳優が、またいなくなったという感じです。渥美清、緒形拳、大滝秀治、そして今年は米倉斉加年さん、そしてこの度の高倉健さんです。

 映画好きの僕ですから、高倉健さんの作品では南極物語・居酒屋兆治・幸福の黄色いハンカチ・鉄道員(ぽっぽや)・ホタル、そして最後の作品となった「あなたへ」など、気にいったら同じものでも3回は観たものもあります。

 高倉健さんが特に好きになったきっかけは、本になっている「あなたに褒められたくて」というエッセイ集を読んだ時からです。この作品の中の「あなた」はお母さんのことでした。お母さんへの想いをシンプルな書き方の中でも、愛情深く書いたものでした。鈍感な僕は「あなた」がお母さんへのことだというのは、たぶんこの本の最後になって分かった次第でした。

 それと何時のことか忘れましたが、NHKの「クローズアップ現代」でキャスターの国谷さんとの対談では、高倉さんの気くばりに学ばされました。これは「ホタル」が完成した直後かその時期ですから2001年頃の番組だと思います。

 僕たちに大人の見本というか、大人としての在るべき姿を教えられたと思います。いつも口走る愚痴のようなものですが、こちらがだんだんと年齢を重ねてくると、こういう存在の方は少なくなってしまいます。自分自身が大人になれない僕ですから、これは寂しいという気持ちです。

 女優さんでは高峰秀子さんのファンでした。といってもこれはごく最近になったものです。東京からやってきた友人が、高峰秀子さんのファンだと聞いて彼女の著書である、わたしの渡世日記・にんげん住所録・まいまいつぶろ・を読んで、映画も立て続けに二十四の瞳・カルメン故郷に帰る・カルメン純情す・名もなく貧しく美しく・喜びも悲しみも幾歳月・衝動殺人息子よ、を観ていました。

 高峰秀子さんは生まれて少しで養母に育てられ、たいへんな苦労をされた方ですが、その苦労をいつも自分自身の中で前向きに処理されて、ある意味「ノホホン」と歳を取ってきた方だと思います。映画の世界からはここだと思った時に引退して、たくさんの本も書いています。

 そしてなんといっても顔が好きです。鼻と上唇の間の狭いのが僕の好みなのですがその通りです。違う意味で鼻の下が長い僕ですから、そうなのかも分かりません。新潮社が出版した「まいまいつぶろ」の表紙の写真を毎日眺めて、ホンワリとした気持ちになっています。

 この高峰秀子さんも4年前に86歳で亡くなっています。もう少し早く高峰さんのファンになっていたら、何とかして連絡を取って会っていたのになあーオシイ。

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