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それでも夜は明ける

 1~2日前、「それでも夜は明ける」という映画をDVDで観たところでした。この映画、元々のタイトルは「12 Years a Slave(12年間奴隷として)」というもので、第86回のアカデミー賞の作品賞をはじめ様々な映画賞を受賞した作品です。

 映画は実話を基に映画化されました。1841年にワシントンD.Cで誘拐され奴隷として売られた自由黒人ソロモン・ノーサップの奴隷体験記です。日本国内の映画館公開は、今年の3月でした。ひと言でとても残酷で悲しくなる実話です。余韻がまだ残っている時に新聞を読んでいると、「イスラム国」が奴隷制の復活を宣言したという記事が目に留まりました。

 新聞によると、イラクで拉致したクルド民族少数派ヤジド派の女性や子どもを人身売買している。武力拉致した女性や子どもは「戦利品」として、作戦に参加したイスラム国の戦闘員に分け与えられた。10代の少女が千ドル(約11万円)で売買されたとの証言もあり、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)の声明によると、強制的な改宗や結婚、性暴力の実態があると指摘していました。

 もちろん奴隷制というのは知っていましたし、社会科の教科書でも勉強したものです。しかし「それでも夜は明ける」を観た直後の、この新聞記事は相当に堪えました。

 アメリカの奴隷制の中でも、女性の奴隷は性暴力の対象でした。同じことが「イスラム国」でもです。

 オリバーストーン監督のベトナム戦争を扱った「プラトーン」でも、日本映画の「聞け、わだつみの声」でも、兵士は戦争現地で女性に性暴力を加えています。改めて、戦争は弱い立場の人たちが犠牲になるということが明らかにされました。

 戦地という「死が隣りあわせ」の極限状態に置かれている兵士が、その状態のストレスから抜け出たいから性暴力を振るう。幸いにも僕の場合、そんな状態にならないで良い時代に生きてるから、「えーカッコ」が言えるのかも知れませんが、孫たちの時代にはそんな加害者にも被害者にもならないで欲しいと思います。

 「それでも夜は明ける」、今月始めからレンタルが始まりました。ぜひとも観て欲しい作品です。言い忘れましたが、僕の趣味は良い映画をレンタルで観ることです。日本映画、外国映画を問いません。60歳過ぎると、金曜日に限り旧作DVDが1本無料で借りられます。レンタルDVD店の女性従業員さんが、毎週金曜日に笑顔で迎えてくれます。
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