Entries

原子力に負けないゴキブリ

 8月17日付け朝日新聞の1面全紙を使った政府広報を見られたでしょうか。政府広報、復興庁・内閣官房・外務省・環境省が掲載したものです。タイトルには、「放射線についての正しい知識を」となっています。

 「今月3日、政府は福島県より避難されている方々を対象に、放射線に関する勉強会を開催し、放射線に関する様々な科学的データや放射線による健康影響などについて専門家からご講演をいただきました」と書いて、中川恵一東京大学医学部付属病院放射線科准教授と、レティ・キース・チェム国際原子力機関(IAEA)保健部長が話したことが要約して載っています。

 中川恵一准教授の発言要旨は、「100ミリシーベルト以下の被ばく量では、ガンの増加は確認されていない、しかし増加しないことを証明するのは困難、この「困難」というのは福島にパンダはいないことを証明するのが困難であることと同じこと」の論理です。福島県内で増えている肥満、高血圧、糖尿病、肝臓がん、すい臓がんなどは、わずかな被ばく量を恐れることで、運動不足などにより、生活習慣が悪くなり、発がんリスクが高まった」という理屈です。

 パンダを引き合いにし、極めて「ノウテンキ」な人です。まさに「みんなでヒバクすれば怖くない」の理屈です。

 レティ・キース・チェム保健部長の場合は、「放射性物質はいたる所に存在している、放射線以外にもタバコの煙や紫外線、アスベストなどなど健康に影響するものは、いろいろ在る。だから心配しても仕方ない。医療放射線は多くの人命を救っている」という理屈です。ただこの人の場合は、一般市民の年間被ばく線量は1ミリシーベルト、原子力事故が発生した地域では20ミリシーベルトとしていて、この人の場合はまだ正直です。

 この一面全部を使った広告は朝日だけでなく、その他の全国紙にも掲載されたと誰かが話していました。莫大な費用を使いながらの政府広報を見ていると、原発再稼動の動きと含めて原発復活を画策する、政府の場あたり的な作戦としか思えません。

 話しは替わりますが、横浜から最近知り合った友人が広島にやって来て、飲みながら話しました。東京で市民科学研究室というNPO法人を運営している人です。広島市と安芸高田市で、「野菜の甘さをいかしてクッキーを作ろう」ということで、こども料理科学教室の講座にやって来ました。飲みながら、話しながら、笑い転げながら楽しい時間を過ごしました。

 彼の家では、ゴキブリをペットとして飼っているそうです。ゴキブリはとても生命力の強いペットです。そのことは僕も知っていました。原子力事故が起こっても、強く生き抜ける動物だと言われてます。
 そこで、彼は実験をしました。何も飲まさず食べささずで、どれだけ生き抜くかという実験をしたそうです。20日間生き抜きぬいたそうです。21日目に死んだというのではありません。21日目なって可哀そうにになって水を与えたそうです。

 この根性に感動して、このゴキブリに名前を付けました。名前は「ヨコイチ」さん。名前の由来は、戦争が終わってもフィリピンで生き抜いていた元日本兵、横井正一さんの生命力にちなんで付けたそうです。こんな話しをしながら、またまた笑い転げていました。「友、遠方より来る、また楽しからずや」でした。


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://gomenda4918.blog.fc2.com/tb.php/230-a79251ea
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Appendix

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

Extra

プロフィール

省ちゃん

Author:省ちゃん
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新トラックバック