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痛快だった長崎式典の「平和への誓い」

 「長崎の日」の式典の模様をテレビで観ていました。いやいや本当に痛快でした。なにが痛快か?それは被爆者の城臺美彌子(じょうだい みやこ)さんが読みあげられた「平和への誓い」です。

 5月21日に福井地裁が下した、大飯原発の運転差し止め判決に匹敵するものでした。

 僕は、YOU YUBEでも何度も観ました。その一部は次の部分です。
 「核兵器禁止条約の早期実現が必要です。被爆国である日本は、世界のリーダーとなって、先頭に立つ義務があります。しかし、現在の日本政府は、その役割を果たしているのでしょうか。今、進められている集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじる暴挙です。日本が戦争できるようになり、武力で守ろうと言うのですか。武器製造、武器輸出は戦争への道です。いったん戦争が始まると、戦争は戦争を呼びます。歴史が証明しているではないですか。日本の未来を担う若者や子どもたちを脅かさないでください。被爆者の苦しみを忘れ、なかったことにしないでください。
 福島には、原発事故の放射能汚染でいまだ故郷に戻れず、仮設住宅暮らしや、よそへ避難を余儀なくされている方々がおられます。小児甲状腺がんの宣告を受けておびえ苦しんでいる親子もいます。このような状況の中で、原発再稼働等を行っていいのでしょうか。使用済み核燃料の処分法もまだ未知数です。早急に廃炉を含め検討すべきです。
 被爆者はサバイバーとして、残された時間を命がけで、語り継ごうとしています」

 心からの言葉でした。本気だからこそ言えたものだと思いました。それに比べて安倍晋三くんの挨拶、広島も含めて去年の挨拶のコピペ(引き写し)といわれてますが、本気でないからこそ白々しさのかたまりでした。
 本気の挨拶なら「僕ちゃんは広島も長崎にも来たくないのです。防衛大学校の卒業式の方が性に合っています。出来れば原爆も福島原発事故も無かったように、戦争の出来る国、原子力発電を世界中に売りつけたいと思っています」と言いたいのでしょうけど。これなら本気度丸出しの挨拶が出来たのでしょうね。

 新聞を読むと、城臺さんは戦後、小学校教員になり自らの被爆体験を子どもたちに語るようになったそうです。昨年も被爆者代表を何度か打診されたが、そのたびに断ったが、昨年から今年にかけての安倍政権の動きに危機感を抱き、引き受けたということでした。そんな思いで「誓い」の文言も、準備していた表現を強めて「暴挙」という言葉を使ったということです。城臺さんの元々原稿が、長崎市から今日郵送されてきました。一番肝心なところを、勇気を持って直しておられました。

 誓いを聞いていた安倍晋三の思いを想像しました。「あのおんな、たぶん元ニッキョウソだろう!ああゆうのがいるから、ニッキョウソは潰さんといかん。NHKはテレビ中継したのか?あいつらの恰好の宣伝になるから、式典中継のあり方について、会長にひとこと言っておかなくてわ!」そんなことを語っているのではないかと、想像をしました。誰かどこかのマスコミが、あの誓いに対する感想を安倍晋三に聞いてくれないですか。

 それにしてもこの「平和への誓い」に対して、「平和ボケもいいかげんにしろ」「確かに日本人が一方的に殺されれば戦争ではないよね」「スイスなんて国民皆兵なんですよ」とか、城臺さんに対しては「正直、殺意がわいた」までの、インターネット上の書き込みが見られます。

 集会やデモも大切な行動ですが、城臺美彌子さんを護ることも大切ではないでしょうか。もちろん身体を護るというだけでなく、彼女の思いを若い人たちに伝えることも含めてです。



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