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成熟したといわれる社会の中で

 アベノミクスの第3弾という新たな成長戦略が、閣議決定されたというニュースです。金融緩和という第1の矢、財政出動という第2の矢を放ち、第3の矢という成長戦略を放った昨年6月、この時は思うようにならなかったので、再び第3の矢が放たれたことになりました。

 この度の第3の矢である「成長戦略」には、原発再稼動を着実に進めるということを明記しています。そして、立地自治体との調整では国が前面に立つということも決めています。

 「成長、成長」という言葉を見ていると、もうリタイアしたのにお尻を叩かれる競争馬のようにも見えますし、高齢者がバイアグラでも飲ませて「元気を出せ、元気を出せ」と言われているようにも見えます。これでは、身体と心のアンバランスが生じて、たいへんな病気になりそうです。

 戦後の時期なら、「成長、成長」も「元気出せ、元気出せ」もそれはそれで良いとは思いますが、今の日本はある意味成熟した社会だと思います。それでも、成長だの元気だの言われると、後は環境破壊しか道はないと思うのですが。

 先日、JR電車に乗っていると窓からの景色の中に「昔の自然を取り戻そう」という意味の看板が目に入りました。僕が子どもの頃には、電気はふんだんに使うことはできませんでした。もちろんエアコンも電気冷蔵庫も在りませんでした。テレビが出た始めは、近所でテレビを持っている家に「おばさん、観させて」とお願いしてテレビを観させてもらったものです。食堂には何人もの人がかき氷を食べながら、大相撲中継を観ていたものです。

 今考えてみて、あの頃が決して不幸だとは思いません。電気が在る無しは「幸不幸」とは関係ないと思います。電気の在る無しが幸せ基準の目安だとすれば、明治時代以前の人は、極端な話しみんな不幸だったことになります。

 考えると、今の方が相当に不幸な状況ではないかと思うのです。携帯電話やスマホを持って、パソコンから何でも調べることができます。東京も日帰りで用事がこなせる、これって本当に幸せなことでしょうかねえー。という僕も携帯もパソコンも持ってはいるのですが。

 高度に成熟したこの国には、携帯もパソコンも使いながら、この国だからこその「あるべき姿」というのが在るように思うのです。それは兵器ではなく福祉だと思います。

 もう10年以上前のことですが、僕は参議院選挙に立候補したことがあります。その時のスローガンは「スロー・スモール・シンプル」そして、継ぎ足しでその後に「ビッグスマイル」を加えました。
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