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東通原子力発電所も「再稼動」申請

 5月20日、日本原子力発電(原電)による東海第2原発の「再稼動」申請が行われていますが、昨日は東北電力の東通原発も「再稼動」申請を行っています。

 東海第2の運転開始は1978年ですから、すでに35年の老朽原発です。そしてもっとも大きな問題点は、原発から30㌔圏内に93万人以上が住んでいるというところです。30㌔圏内の人口では日本一です。

 昨年7月に原発規制基準が出来て最初の再稼動申請は、福島原発事故とは違う型の加圧水型(PWR)原発に限られていました。それも運転開始から30年以内というものでした。それが、沸騰水型(BWR)原発が再稼動申請するようになりました。また東海第2のように、運転開始から35年以上のものにも拡大し、後は北陸電力の志賀原発だけが残った形になっていました。

 志賀原発は直下に活断層があり、ここの再稼動申請はあり得ないというのが、当初僕が考えていたところです。しかし、ことここに至っては「やるのでは」という見方も持っていました。

 そしたら、6月8日の日本経済新聞が目に止まりました。これは北陸電力のコメントです。新聞によると「志賀原発2号機、安全審査申請へ 北陸電、来月にも。との記事が掲載されていますが、当社として、新規制基準への適合性確認申請の時期を決定した事実はありません」と書いてあります。こういう記事はだいたいに当たるものです。発表する前にリーク(漏れる)されたことで、メンツが潰されたのだと思います。

 この伏線は、去年の9月にも在りました。9月13日付けの北陸中日新聞は1面に「北陸電力は、原発西側の海岸に多くある溝のような地形は『浸食作用によるもの』で断層ではなく、それと似ている『S-1断層』の岩盤のいずれも断層ではないと主張している」と書いていました。
 節操もこれまでの「ケジメ」もないまま、各電力は再稼動申請に動いています。

 衆議院は原子力規制委員会の新しい規制委員2人を、強引に「原子力ムラ」の人間に差し替えることを決めました。最初の規制委員会委員の人事案については、すんなりと決まらずにいたのに、この度は数の力で強引に決まりました。

 「原子力ムラ」出身の田中知委員については、「問題あり」という新聞記事を見ましたが、新聞の扱いも小さかったように思います。そして、世論も今一つ危機感が無かったように思います。

 集団的自衛権問題、憲法問題、秘密保護法、非正規問題などなど、この国が抱える問題点が余りにも多すぎて、これらの課題について問題意識は持ちながらも、「動ける」人たちが少ない現実の中では人間もマスコミも含めて「目いっぱい」という状況なのでしょうか。
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