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広島は修学旅行シーズンです

 今、広島は修学旅行シーズンです。たくさんの貸切バスが平和公園内の駐車場に止まり、生徒たちの賑やかな声が聞こえてきます。主に小学生や中学生が多いですね。

 何年か前までは修学旅行生に話しをするとか、平和公園内を中心に存在している原爆に関係する碑めぐり案内などを手伝っていました。しかし何かと予定が重なって断ることが多かったのですが、職場に行くということから解放されてからは、また頼まれるようになりました。

 先日は岐阜県の中学生に、原発の話しをということで10人ばかりの生徒たちに話しました。150人くらいの生徒の内で、原発のこととリクエストした貴重な生徒たちでした。その中でも、特に女子生徒の方が熱心に勉強しているようでしたし質問も多く出ました。

 明後日は東京からの中学生に、平和公園内と袋町小学校資料館を案内することになっています。久しぶりということで、今日はにわか予習をしています。

 修学旅行で思い出すのは、90年6月に大阪府下にある中学校を案内したことです。広島平和公園で話しをした後、クラス毎のフィールドワークを頼まれました。その日の宿が山口県萩市だと聞いて、僕は上関町祝島を提案していました。ちょうど枇杷のシーズンでもありましたし、枇杷狩りをして祝島に住んでおられる原発で下請け労働を体験した人の話しを聞くという内容でした。

 この修学旅行については、山口、広島の両県の新聞に大きく報道されました。なぜか社会問題にもなりました。すぐに上関町の原発推進町議からは、その中学校を管轄している教育委員会に対して「中立を損なう」として抗議が行われたようです。新聞の投書欄にも声が寄せられたほどですから。

 この旅行、生徒や保護者からも好評で翌年も何とか行いましたが、これについては、山口新聞など一面トップで取り上げたほどです。朝日新聞は「天声人語」でも書いています。読みたい方は、91年5月28日付けのものですから、ぜひとも探してみて下さい。

 広島修学旅行では、平和公園の見学と被爆者の人から体験を聴くこと、そして学校によってはフィールドワークがセットで企画されるのがあります。例えば、米軍の岩国基地、毒ガス島と言われている大久野島、多くの被爆者が収容された似島などなどです。

 当時、岩国基地や似島などに行って非難されたり妨害されたという話しは聞いたことがありませんでしたが、上関町はなぜもこんなにも注目を浴び問題にされたのでしょうか。
 今、平和教育に対する行政の介入は強いものがあります。広島修学旅行も「教育の中立性から問題あり」とされるような時が来るかもしれません。

 修学旅行生にはヒロシマを知り、そこで感じたことを現在の状況の中で活かして欲しいものです。さて明後日、大人の前で話すよりも緊張しそうです。でも楽しみ!!

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