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はじめて行うことの、勇気、不安、快感

 大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じる判決、朝JR駅に向かい全国紙の各新聞を買ってきたところです。

 福島原発事故後、初めての判決と報道されていますが、この判決を下した樋口英明裁判長らの、初めて行うことの不安も多くあったことと感じています。にも関わらず、勇気を持って判決を決め、書き、今はたぶん世論の反響を観て、大きな快感的な気持ちを持っておられることと想像しています。

 それにしても、菅義偉官房長官の何とも言えないふてぶてしい態度。原子力規制委員会の田中俊一委員長の、裸の王様的な動揺したコメント、やはり「原子力ムラ」住民だということを、あの目線、あの声、あのマイクを持つ腕から感じました。

 福島原発事故後、全国で行われている運転差し止めを求める裁判や、東京電力役員の福島原発事故の責任を問っている株主代表訴訟、上関原発の埋め立て免許失効確認訴訟などにも、良い影響を与えることを願っています。これらの裁判に与える良い影響にも、この度の判決は大きな意味を持っていると思います。
こういった裁判を担当している裁判官にも、この度の判決に対する世論の反響を観ると、不安は解消され、逆に勇気を与えたと思います。そして快感も感じて欲しいものです。

 関西電力は控訴するようですが、あの判決文にどう反論をかけてくるかというのも興味が在るところです。

特に、判決文で次のように記したところです。
① 住民の生命や生活を守る人格権が憲法上最高の価値を持つ。
② 大災害や戦争以外で人格権を広範に奪う可能性は原発事故のほか想定しがたい。
③ 福島第一原発で、250キロ圏内の住民に対する避難勧告が検討されたことから、大飯原発でもその圏内の住民に人格権侵害の恐れがあり。
④ 原発の地震の際の冷却機能と放射性物質を閉じ込める構造に欠陥がある。
⑤ 運転停止で多額の貿易赤字が出たとしても国富の流出や喪失というべきではない。豊かな国土とそこに根を下ろした国民の生活を取り戻せなくなることが国富の喪失だ。

 「福島原発事故など無かった」かのように進む再稼動の動き。今なお避難生活をしている人たち。故郷を失くした人たち。子どものことを心配しているお母さんお父さんたち。外でおもいきって遊べない子どもたち。全国各地で原発の不安を思いながら生きている人たち。

 これらの人に、少しは希望と元気を与えてくれた判決文だと思っています。


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