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サバンナリバーを護るために

 サウスカロライナ州とジョージア州の州境を流れるサバンナリバーは、核の川です。サバンナ・リバー・サイト核施設と言われるように、ここには世界最大規模と言われる、高レベル放射性廃液をガラス固化体に変換する施設が在ります。
また、核兵器の解体によるプルトニウムを焼却するためのMOXを製造するための工場が建設されています。

 日本ではガラス固化体と言えば、原発からの使用済み核燃料の高レベル放射性廃棄物を「処分」するためのガラス固化体となりますが、アメリカでは核兵器からの製造から生まれる高レベル放射性廃棄物です。だからこの国では、この廃棄物を「防衛廃棄物」と言ってるそうです。核兵器国の所以でしょう。

 日本時間の5月9日午前、アメリカ時間では、8日午後7時からサウスカロライナ州オウガスタで、ボーグル原発3・4号機のサバンナリバーからの取水問題に関する公聴会が開かれます。

 日本で原発といえば、海沿いに建設されるのが必須ですが、大国アメリカで、内陸部に建設される原発には川が必須です。その役割は、日本同様に原子炉を冷やすためです。ただし、内陸部に造られる原発では、クーリングタワーというもので原子炉を冷やします。

 ボーグル原発を建設しているジョージアパワーは、まだサバンナリバーから水を引き込むことの許可を得ていません。8日は、そのための公聴会です。ジョージア州でボーグル原発建設の反対運動を熱心に取り組んでいる「ジョージアWAND」の資料を見ると、ボーグル原発では、1日に74ミリオン・ガロンの水を必要とするとありました。

 74ミリオンは7400万ですから、それに1ガロンの約3.8リットルを×と約2億8千万リットルとなると思います。1日にこれだけの量の水をサバンナリバーから取水することになります。1分間で約20万リットル、1秒間にすると約3240リットル、約3.2トンです。

 日本では100万kw級の原発で、1秒間に70トンの水を引き込みと言われていますから、それに比べると少ない数字ですが、取水する相手が河川ですから、大きな影響を与えると思います。

 これだけの水を、サバンナリバーから引き込むことの問題を聴くための公聴会です。

 冷却水は、放射能汚染や水温上昇による生態系への影響、水量減による環境破壊、地震による取水系統の事故などの問題を抱えていると思います。この公聴会を地元の市民は強い関心を持って見ています。

 日本から、この公聴会の行方を注視しています。

 そういえば明日9日は、午後2時から大阪高裁で大飯原発3・4号運転差し止め裁判の判決が行われます。アメリカでも日本でも、注目すべき一日となりそうです。
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