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世界中に恥をさらした「エネルギー基本計画」

 これがたった3年前に福島原発事故を経験した国だろうか、原爆被爆国だろうかと、恥ずかしくなってしまう「エネルギー基本計画」が4月11日に閣議決定されました。

 去年の12月段階で素案が出され、今年になっての政府案、そして最終的にこの度のものです。自民党内の反原発議員からの反対意見や、東京都知事選挙、公明党などへの「配慮」から、大きく3回書き直されたことになりましたが、基本的にはほとんど変わっていません。ページ数も表紙を含めて79枚、ぜひとも読んで頂きたいと思います。

 どうしても許せないのは、「はじめに」の部分です。
 2月25日の経済産業省案では、「震災前に描いてきたエネルギー戦略は白紙から見直す。原発依存を可能な限り低減する。東京電力福島第一原子力発電所事故で被災された方々の心の痛みにしっかりと向き合い、寄り添い、福島の復興・再生を全力で成し遂げる。ここが、エネルギー政策を再構築するための出発点であることは言を俟たない。」という、福島原発事故への深い反省がトップでした。
 それが、この度決定されたものでは、「我が国は、エネルギー源の中心となっている化石燃料に乏しく、その大宗を海外からの輸入に頼るという根本的な脆弱性を抱えており」で始まります。

 原発は安い、地球温暖化を救う、化石燃料は大きく中東地域に依存しているという福島原発事故前に原発を推進する側が、その理由としていたものの丸写しです。

 原発をベースロード電源として位置づけ、再生可能エネルギーをこれからの主力とはせず、高速増殖炉「もんじゅ」についても、その延命をすることにしました。

 僕は、まずは福島原発事故の原因の徹底的な究明を行い、被害者救済、福島の復興からがスタートだと思っています。こんな「エネルギー基本計画」では世界への恥さらしです。広島・長崎を経験しながら、放射能被害について鈍感で、反省のかけらすらないこの「エネルギー基本計画」です。ここまでやられると、俄然と力が起こってきました。

 5月10日の土曜日、午後3時30分から広島市青少年センターで「許すな再稼働!『エネルギー基本計画』の問題点」と題する講演学習会が行われます。入場料は無料。ぜひ皆さん、お越しください。



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