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「活動家」の品位について考える

 自分のことを市民運動の活動家と言うことには、おこがましさを感じるし疑問点もあるので、括弧付きで「活動家」とさせてもらいます。

 僕は20歳代の後半頃から、原子力発電所の危険性や問題点を思い始め市民運動として活動を始めました。本格的に始めたのは1979年の米国スリーマイルアイランド原発事故の時からです。先日、この事故から35年を向かえました。これらの活動を通じて多くのことを経験し、多くの人間関係を持つことが出来ました。これらの経験から得たものは、何よりも大切な宝物だと思っています。

 当然のことですが、活動を担っているのは人間です。だからこそ、品位というか決まりというか、それを大切にしなければなりません。

 僕のことを「イラチの省ちゃん」と言われることがあります。イラチというのは、どうも広島弁のようですが、落ち着いていないというイライラしているという意味と、良い意味では几帳面という部分もあるようです。ここでは品位というように、品良く表現したいと思います。

 品位で最も大切なことは、約束を守ることだと思います、約束の中でも、そのもっとも大切なのは時間です。約束した時間を守ることです。会議なら開始時間と終了時間です。やむを得ず遅れるようなら、必ず連絡をすることです。また原稿の約束、講演を頼まれたりした場合、やはり決められた時間には終わらせることだと思います。いくら面白い話しであっても、次の予定があって聴きに来ている人のことを考えれば、終了時間を必ず守ることが大切です。どうしてもと言うことになれば、場所を変えて話す時を作ることです。

 飲み会というか懇親会でも、きちんと場所を決め人数も確認して、出来れば会費も決めて、もちろん時間を守って始め、終わらせることです。

 だらだらとやると言うのが、一番悪いことだと思います。時々、市内の中心部や中国電力本店前などで、街頭宣伝行動を行うことがありますが、これは勝負を掛けていると時間だと思って、僕はマイクを握っています。こういう時に、僕たちの仲間の中で、雑談をしたりしている人がいますが、やはり僕たちは見られています。真剣さを観察されています。市民は決して甘くは無いと思うのです。

 それと、忘れがちなことですが、連れ合いに対する配慮です。同じ意見で同じことを目指している必要はないし、そういうことはキモイと思います。しかし夫の妻の活動家友だちは、節操が無いとか配慮が無いという批判は受けないことです。これはとても大切なことだと思います。

 それと大切なことは、その人の立場から出てきた発言には、怒りの声が起ることは、ある意味仕方が無いことですが、その人の個人としての人格は尊重するべきです。怒られて気持ちが良くなる人はいないでしょうから、やはり丁寧に説得し理解を得て、その場では変わらないにしても、後で変わることを期待することだと思います。

 去年の株主総会で、僕は島根原発1号機の廃炉決定を求めました。その時は中国電力役員も廃炉を否定しました。しかし、先日の施設計画発表の記者会見で、苅田社長は「廃炉も選択肢の一つ」というように発言しています。これは、やはり成果だと思います。

 精神科医の斎藤環さんの著書「ヤンキー化する日本」というのが、話題になっています。「自民党はヤンキー政党」と言ったことも話題になりましたね。ヤンキーの定義とは「過去に学ばない、反知性主義、アゲアゲのノリと気合でなんとか乗り切れる」と考える人たちだそうです。「気合を入れれば何とかなる」怒鳴れば何とかなる。怒鳴ることでしか、説得力を持たない品位の無い人たち、なんだか周りに大勢いませんか?

 せめて「活動家」はヤンキーにはなるまいですね。
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