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山本繁太郎前山口県知事死去

 15日土曜日、東京日比谷野外音楽堂で「フクシマを忘れない!さようなら原発3・15脱原発集会」が開催されている時です。携帯電話に「山本繁太郎前山口県知事が亡くなった」というメールが飛び込みました。それから相次いで、山口県内のマスコミ関係者からも3~4通の同様メールが入りました。

 山本繁太郎さん、享年65歳です。死因は肺がんです。昨年10月30日から入院していましたが、入院先や病名が明らかにされたのも、亡くなってからということになりました。聞くところによると、10日間くらい前から、こん睡状態だったそうです。

 僕は、この人に特別の思いを持っていました。僕と同年齢だということが一番大きな理由ですが。自民党に上手に利用されて、その犠牲になった人だという思いです。かつて衆議院選挙の山口2区から立候補し、2度とも落選し「3度目の正直」を目指して選挙区内で地道に活動していたようですが、結果的に二井関成さんの後継として県知事に立候補させられ、一昨年7月に行われた知事選挙で当選を果たしました。

 「安部の犬」とも「安部の足下(そっか)」とも言われていました。

 選挙中から体調が優れず、選挙期間中も1日休んでいますし、「バンザイ」をした後、再び入院、8月下旬の初登庁日は病院から登庁しました。

 そして、上関原発の埋め立て免許の延長問題では、行政責任者としての役割を自ら放棄し、結論の先送りをしました。僕は、ある雑誌に「アベシン政権に翻弄されている上関原発」という一文を書き、山本さんに送りました。相当に厳しく山本繁太郎知事を批判していたので、僕の存在は意識されていたと思います。
 優柔不断な山本繁太郎知事を県議会の傍聴席から、大きな声で野次りました。「公約違反!」とかそんな野次ではなく、「体調が悪いのなら、ゆっくり休んでください」「健康第一!」という声です。議会終了後、議会通路でバッタリ会った、山本さんは僕の顔を睨みつけました。目玉の大きなのが特徴の人ですが、お疲れという顔でした。

 どうせ亡くなるのなら、「上関原発の埋め立て免許は失効する。計画も白紙撤回」と言明していたら、どれだけスッキリして、もう少しは長生きできたのではないかと思います。

 山口県庁内では、山本派、二井派というような対立が続いています。山本繁太郎さんが亡くなった後の県庁内の人間関係も興味一杯です。その鍵というか、ポイントは村岡新知事がどういう春の人事を行うかです。僕は、中央から来ている官僚で、ある程度の期間の人は東京へ返すと思いますが、1年くらいの人を交代させるような、「見え見え人事」はしないと見ています。まだ、新人ですから。

 一方的な想いですが、良い意味でも悪い意味でも、とても興味と関心を持っていた人ですから、大げさですが身内の死にも似たような気持ちに朝からさせられていました。

 今日は葬儀、今は、午後9時。もう白骨になって骨壷の中に納まっておられると思います。僕の書斎にベタベタと貼っている張り紙の中に、立花隆さんの「人生における最大の禍根は、自分の人生を生きたいように生きなかったときに生じる」という文字がありました。

 心から、「ご冥福をお祈りします」という気持ちです。

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