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本物、偽物を思う

 「聴覚障害がある被爆二世の音楽家」として脚光を浴びていた、佐村河内さん。「リケジョ」ブームを起こし、次のノーベル賞間違い無しとまで言われたSTAP細胞研究で理化学研究所の小保方さん。あれだけ「有名」になった二人がマスコミを中心に総攻撃を受けています。

 これはこれで問題在りでしょうけど、あれだけ持ち上げていたマスコミの責任は無いのでしょうか。インターネットニュースを見ていると、「小保方研究員の正体」とまで書いたのがありました。マスコミのまさに自分の責任は棚に上げてという感じを受けざるをえません。自分の責任は問わずに、相手に対して攻撃を加えるという現在の「非常識」を思います。両方の「事件」とも、二人が「有名」になった時点で、そのことについて検証してみるということは考えなかったのでしょうか。僕はこの二人に対するというよりも、世間の声やマスコミに対して、とても不愉快な気持ちを持ちます。
娘が「お父さん恰好良い、ハンサム!」と言うので「何を今さら」と答えたら、「これは佐村河内ごっこ!」と言って笑っていました。嘘を言って遊ぶ「ごっこ」だそうです。

 食品の輸入先のごまかし、普通のエビを高級エビとしてレストランに出していたホテル、などなどで世の中は偽物ブームです。本物が見抜けないのなら、これで商売をしていた業者の勝ちとまで僕は思います。もちろん、賞味期限の改ざんなどは、許されることではありませんが。

 究極のごまかしは、収束もしていない福島原発事故を「収束した」と言った人、「福島原発事故の汚染水は完全に しています」と言ってオリンピックを誘致した首相、「上関原発の埋立て免許の延長申請は認めないなど、言ったことは絶対にありません」と怒鳴り声をあげて否定した山口県の前知事、こういうことこそ、しつこくその責任を追及すべきではないでしょうか。

 反原発運動に関わっていて思うことですが、特に地元の運動を潰すための最大のテクニックは、デマやみんなが「えー」と思うような嘘の情報を意図的に流すことだというのが、長年の経験から得た実感です。単純にありもしない人のスキャンダルを流す、反原発は「アカ」という情報。人生60年以上もしていると、多少のスキャンダルくらい在るものですよ。そんなこと言われたら、僕なんかやってられないよ。それが運動の本命と関係ないのなら、そっちにばっかり気を取られないことですね。
 
 なかなかというか油断していたら、とても本物が読みにくい時世だと思います。本物を判断するにはどうすべきか。僕は、まず自分の意見を持つことだと思います。できるものなら現場を見て、なぜだろうという疑問を持ち、なぜこういう現象が起こったのだろうか、起こしたのだろうか、という自分としての考える力を持つことではないでしょうか。
 「売ってナンボ」の資本主義社会ですから、少々の誇大広告やごまかしは当然あるものだと思って、自分の考えで判断する能力を養うべきではないでしょうか。

 「佐村河内さん、小保方さん、運が悪かったねえー。広島に来られるようでしたら、美味しいお好み焼でもご馳走しますよ」そうだ佐村河内さんは広島出だった。

 この文章を書き終えた時、山本繁太郎前山口県知事が亡くなったという連絡が入りました。享年65歳、僕と同年齢ということが、いやはやという感じです。


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