Entries

あなたは小川薫を知ってますか?

 知る人ぞ知る、小川薫という男。7歳の時、広島で被爆し、兄弟そろって喧嘩が強く、博打好きということから、総会屋になった人物です。

 僕は、この小川薫を中国電力の株主総会で見たことがあります。初めて、中国電力の株主総会に出席した時ですから、1990年6月のことだと記憶しています。すごい迫力がありました。
 総会進行をスムーズに進めるという会社側株主では無く、ある一人の監査役を徹底的に攻撃していました。

 小川:○○監査役。この1年間に監査役会は何回開催されたか
 ○○監査役:△△回であります
 小川:あんたは、その監査役会に何回出席したか
 ○○監査役:□□回です
 小川:そんなに出席回数が少ないのか。後は何をしよったんやあー
 ○○監査役:・・・・・
 小川:あんた流川(広島の歓楽街)に行き付けの高級クラブがあるのおー。そこへいつも行ってるらしいのおー

 こんな時、後ろ側の席から「議事進行!」という声がかかりました。
 小川薫、おもむろに後ろを振り返り、怒迫力で「今、野次ったのは誰やあー。立て、立たんかい」徹底的に時間をかけて怒りました。
 これで会場は、シーンと静寂の世界に。その後は完全に「小川薫の世界」。今の総会では見ることの無い、一問一答の形で約30分は「追及」したでしょうか。

 僕は、もちろん小川薫を前もって知っていた訳ではありませんでした。
 その小川薫、中国電力の総会後、ある週刊誌に「私は、今年の中国電力株主総会をもって総会に出席することを止めた」という回顧録を書いていました。
 小川薫に比べたら、今の「総会屋もどき」といわれるような人物は、子どもというか生まれたての赤ちゃんのような物。

 小川薫は、アーバン・コーポレイションを恐喝した罪で、懲役10か月の実刑判決を受け、2009年4月、東京拘置所の中で71歳という年齢で死んでいます。小川薫を書いた、大下英治の「最後の総会屋」は、小川を小原とし、中国電力を山陽電力としていますが、完全な小川薫の一生です。

 小川薫は、総会屋それも暴力的なそれですから、反社会的な人物であり、世間から非難されてしかるべきでしょうけど。会社の内部情報を知り尽くし、よく勉強し、「やる時には徹底的にやる」そんなところに、僕は少し惹かれる部分も感じるのですが。

 小川薫に会って、中国電力の株主総会に出席するようになりましたが、最初に出会った人物のインパクトが余りにも強すぎました。
 当時の中国電力社長は、多田公熙さんのはずです。
スポンサーサイト

コメント

[C18] 私もよーく知っています

私は小川薫の事務所でお世話になりました
日頃は平和島の競艇場のビップルームが大好きで大体負けていました
そのあなうめに色々なかたから借金をしては競艇で負ける
払えないから逃げる
その間に金策で動く
むちゃくちゃです
しかし、女性を泣かせた仲間を女は悪くないお前が悪いと一喝
とてもかっこいい人だと思いました。
私には優しくて車の免許も取らせて頂き
フランス旅行にも連れて行ってくれました
只、私が貸した300万円は未だ回収出来ず
今後も期待出来ません
息子さんにも大変お世話になり心配してもらい気にかけてもらいました
この人達の凄いのは常にハングリーで前向きで決して情を忘れない所でした。

警察に捕まる時に
私に興味を持った警官に「こいつは関係ないから」とかばってもらった記憶も有ります。
あの当時の悪には筋の通った心の有る悪が沢山居ました
今でも心に残る人生を見せてくれた人たちです。

大日本興業の義理人情に熱く捨て犬同然のどうしようもない悪の人を愛してた大日本興業の国友さんにも心から会いたい

[C19] コメントありがとうございました

去年の8月1日のブログにコメントをいただき、ありがとうございました。タランチュラさんの言われている通りですね。最近のいわゆる「悪」は、小者過ぎて全然魅力を感じません。もちろん情も無ければ、根性も感じない。
僕も、これまで多くの人たちとの付き合いの中で成長させてもらったように思っていますが、小川薫さんもその内の一人だと思いますよ。
少々のことではヘコタレナイで生きようというものを頂きました。どこかで小川薫のような人に会いたいですね。もう無理かなあー
  • 2014-05-29 13:41
  • 省ちゃん
  • URL
  • 編集

コメントの投稿

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://gomenda4918.blog.fc2.com/tb.php/15-a421c05a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Appendix

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR