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2025年問題を考えよう

 満65歳になって、二つの物が郵送されてきました。一つは、年金の手続きに関する物。もう一つは広島市からの、介護保険被保険者証という物です。この保険者証に、市内にある施設利用料金の減免についての一覧がありました。65歳になると、これらの施設の使用料が安くなります。例えば、平和記念資料館や広島城、映像文化ライブラリーといった施設の利用料です。約50位の施設が対象になっています。ほとんどが、「小人料金と同額」と書いてあります。
考えてみれば、数年前は65歳になれば無料になったと思います。高齢者人口が増えたので、小人料金に同額も仕方無いかも知れませんが。
 娘にこの事を話したら、「私たちより高齢者の方が収入も多いし、あたり前よー」と情け容赦の無い返事が返ってきました。

 余り大きな社会問題とされていませんが、「2025年問題」というのがあります。僕たち団塊世代が75歳の後期高齢者になるであろう、今から11年後の問題です。この時になると、二人に一人が65歳以上の高齢者か子ども、その中でも高齢者が8割になるとされています。15歳~64歳までの、生産人口が半分だそうです。「少子高齢化」問題は、ずっと以前から言われていたことですが、いざ直面すると深刻になります。

 先日、「将来推定人口」というのが報告されていましたが、日本の人口は、2008年の1億2800万人をピークに減りはじめ、2040年には1億人。2060年には8600万人、2100年には5000万人を割り込むだろうとしていました。

 人口減少の理由には、やはり経済発展のプロセスに大きなものがあると思います。結婚が容易に出来ない。非正規雇用の増大で将来への不安がある。ブラック企業という言葉が示しているように、貴重な労働力の使い捨て、全ての基準をコストとしか考えない。そんな問題があると思います。改めて、「ひとり、ひとりを大切にする」といことが、国の政策の柱になるべきだと思います。

 情熱が掛けられる仕事があること。それなりの収入があること。自分の時間が持てる余裕があること。自分の時間に、情熱を傾けられる趣味というか対象物があること。成熟した大人社会の中では、大切なことだと思うのですが。

 成熟社会の中で、これまでのように「成長だ。成長だ」と言うのは、お年寄りにバイアグラを飲ませて、「ガンバレ、ガンバレ」というようなものです。国のお金も企業のお金も、成熟社会にふさわしいような使い方があるように思います。

 長生きしたお年寄りが亡くなったら、「あー、これで無駄な食い口が減った」というような時期が来るかも知れません。こんな時代が来ないように思いますが、「本音はこうなのだ!」というような世の中の雰囲気を、何げなく感じられます。

 先祖からの歴史の通過点の中に自分が居て、果てしない未来に向けて歩んでいるのだという位置付けで、これからの社会を考えたいと思いますが。
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