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松井広島市長のインタビュー

 広島市の松井一実市長が、産経新聞のインタビューに「原爆と原発は別」と答えていました。
 新聞によると市長は「核兵器反対がなかなかうまくいかないから、(原発の)放射能被害で参りましょうかという駆け引きには使わないで欲しい」と述べ、原爆と原発を同一視して論じることに不快感を示した。
 僕は、この発言を何度も読み返しましたが、言われる意味が分かりません。

 また、原爆と原発の違いについて「人殺しのための絶対悪の核兵器と、人間のエネルギー達成のために使う技術は、きちんと区分けが重要。一緒にしないで欲しい」とも。
 
 松井さんは、あの福島原発事故の年の2011年4月に市長に就任しました。

 僕は、忘れもしません。この年の5月11日に長崎市で行った記者会見で、広島市長は「脱原発も含めてわが国のエネルギー政策の見直しをすべきではないかと、国に対してしっかりと言っていきたい」と脱原発を明確にして、長崎市長は「エネルギー政策は、広島、長崎という以前の国内全体の問題。両市が突出してということにはならない」と発言。この時は、広島市長の方が前向きだったのです。しかし、この年の原爆記念日の平和宣言からは、広島市長の方が後退しました。

 当然、原爆と原発とは違います。しかし、核兵器開発の過程の中で生まれたのが、原子力発電ですし、放射能被害という点では、原爆被害も原発被害も同一だと思うのです。

 広島市の「平和行政」の後退は、恥ずかしい限りです。市長に任すのでは無く、「ヒロシマの平和の姿」私たち自身で作っていかなければと思うのですが、嘆かわしいものです。
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コメント

[C1] 広島には政治的ロビー団体が必要

広島市長の「後退」本当に不思議ですね。原水爆禁止では先進地だった広島も、脱原発ではずいぶん後進地であったことが3.11後にあぶり出されているように思います。広島市長の発言は、そういう広島市民の雰囲気の反映ではないのでしょうか?原水禁大会などで脱原発はテーマになっていたが、いろいろなテーマの中の一つで、原水禁運動としての脱原発はあいまい。秋葉市長時代は本人が明確な脱原発だったので、「言うまでもない!」という形であまり議論されず。結局、広島できちんと脱原発を中心に据えた運動ができていないのでは。いま、かつて数千人を集めた若者たちのムーブメントはどこへ?これから、上関原発建設の大攻勢がはじまるに違いないので、広島の力はとても重要なんだが。

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